2023年6月6日(現地時間)- Daz 3Dを所有するTafiは、テキストから3Dキャラクターを作成する Text-to-3D Character Engine を発表しました。
Text-to-3D Character Engine
Text-to-3D Character Engineを使用することにより、アーティスト、開発者、その他あらゆるレベルのクリエイティブプロフェッショナルが、テキスト入力のみによる高品質の3Dキャラクターをこれまで以上に簡単かつ迅速に制作することができるようになります。
■「Genesis」から得られる膨大な3Dデータセットを使用
Tafiは、プロのアーティストに広く支持されている独自のキャラクタープラットフォーム「Genesis」をベースにした膨大な3Dデータセットを用いて、それぞれ数百から数千のユニークな既知の値で構成された数百億の3Dキャラクターバリエーションを生成することができます。綿密にラベル付けされ整理されたデータセットは、基礎モデルを効率的に学習させるのに最適だったようです。
■様々なDCCツールにエクスポート
Tafiは現在、Daz StudioからUnreal、Unity、Blender、Autodesk 3ds Max、Autodesk Maya、Maxon Cinema 4Dなど、人気のゲームエンジンや3Dソフトウェアアプリケーションにネイティブフォーマットで高品質のキャラクターを出力できるほか、次のアップデートでは、OpenUSD のサポートを通じてNVIDIAのOmniverseがサポートされる予定となっています。
またTafiは、20年以上にわたってパブリッシュアーティストのコミュニティを支援し、収益分配モデルでアーティストに2億ドル以上を分配してきました。このような歴史を踏まえ、Tafiは、エンジンへの参加を希望するアーティストの帰属を記録し、それによって収益化を図るための手法を考案しました。メルボルンを拠点とする3D専門家 Mada De Leeuw氏は、
「多くのクリエイターが、AIが自分たちに与える影響について警戒するのは当然です。Tafiのアプローチはアーティストを保護するものであり、私はコミュニティの他の多くの人々と共に、彼らが構築しているソリューションを支持しています。」
と述べています。
ベータプログラムに参加
ベータプログラムへの参加申し込みが開始されています。
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Tafiについて
Tafiは、3Dコンテンツとソフトウェアのリーディングプロバイダーであり、Daz 3Dクリエータープラットフォームを通じて、20年以上にわたって世界中の何百万人ものプロフェッショナルおよび趣味のアーティストにサービスを提供している会社です。
独自のジェネレーティブクリエーションツールを使用し、映画・エンターテインメント、消費者、美容、ファッション・アパレルなど、フォーチュン500のブランドとのコラボレーションを含む、複数のWeb3プロジェクトを制作しており、Benchmark Capital、Columbia Capital、Ponte Partnersなどが出資しています。
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