Reallusion、キャラクターアーティスト向けのZBrushプラグイン『Character Creator Pose Tools』をリリース

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2023年5月26日(現地時間)、Reallusion は、Character Creator と ZBrush の連携ツール『Character Creator Pose Tools』のリリース を発表しました。

Character Creator Pose Tools

Reallusionは、Maxonと提携し、キャラクターポージングに関する新しいアプローチとなるCharacter Creator (CC) と ZBrush のポージングパイプラインを発表し、キャラクターアーティスト向けのZBrushプラグイン『Character Creator Pose Tools』 をリリースしました。。

このZBrushポージングパイプラインを使用するとキャラクターポージングのワークフローを大幅に効率化できます。

ソフトサーフェスとハードサーフェスの両方を含むZBrushサブツールと連携するオートリギングツール(CC AccuRIG)のおかげで、HumanIKとハンドジェスチャーコントロールによるカスタムポーズ編集をわずか数分で行うことが可能です。ZBrushでスカルプトしたすべてのディテールは、直感的なGoZとサブディビジョンワークフローによって保持され、Reallusionのモーションとモキャップのエコシステムは、無限のポーズの可能性を提供します。

機能ハイライト

ZBrush Pose Tools を使用すると、デザイナーは同じキャラクターの複数のポーズを簡単に管理し、自由に改良することが可能です。ポーズ間の切り替えをワンクリックで行うことができるなど、以下のような機能を備えています。

自由なポージングワークフロー

Character Creator (CC) Pose Tools for ZBrushは、ZBrushレイヤーとシームレスに統合され、CCの自動リギング、ポージング、すべてのサブツールでのリアルタイム更新を促進します。ポーズ管理だけでなく、高解像度でのキャラクターデザインの詳細な描写も可能で、ポーズを精密に修正することができます。

ZBrushキャラクタの自動リグ

マルチメッシュモデルのリグ:ハード&ソフトサーフェスの解析

複数のサブツールを持つZBrushキャラクターのリギングは、AccuRIGを使用することで、関節の位置が正確に配置され、ソフトサーフェスには自然なスキンウェイトが適用されれます。ハードサーフェスには自動的に最も近いボーンに接続され、堅牢な統合性が確保されます。また、ボーンの配置を手動で微調整したり、スキンウェイトを調整したりといった、ボーンの接続も可能です。

スキンウェイトとボーン配置の自動化

リギングされたキャラクターのアニメーションのクオリティは、その制御するボーンに関連する適切なスキンウェイトの割り当てに大きく依存します。AccuRIGは、プロのリガーのウェイトペイントパターンを模倣し、体の関節の自然な動きを実現します。

GoZを使用したキャラクターデザイン

反復的デザイン

GoZラウンドトリップデザインにより、アーティストはメッシュフローと頂点数の整合性を維持しながら、キャラクターのボディ形状を容易に改良することができます。GoZは、ポーズのシームレスな再適用を可能にし、キャラクターリグを再作成する必要性をなくします。

アクセサリーの追加

アクセサリーを追加・交換することで、1つのモデルから個性豊かなフィギュアを生み出すことができます。アクセサリーは、体のどの部分にも素早く装着することができ、GoZを使用して対応するアクセサリーと同期させることができます。Character Creatorのギャラリーは、キャラクターごとに様々なアクセサリーを一元管理するハブとして機能し、手に武器を装着したり、アーマーパーツを戦略的に配置することが可能です。

正確な物理シミュレーション

流れるようなケープをまとったスーパーヒーローや、優雅にリボンを回すダンサーなど、映画的な存在感を高めるには、物理シミュレーションが欠かせません。物理シミュレーションを使用すると、布のシワや折り目を彫刻する必要なく、自然な布の形状を作成できます。

ポージング

モーションライブラリからテーマ別ポーズを作成

アニメーションの各フレームがユニークなポーズの潜在的なソースとなる、テーマ別モーションライブラリで様々なポーズを作成できます。

Character Creatorには、クリエイティブな発想のきっかけとなるアニメーションやポーズが豊富に用意されています。また、ActorCoreでは、何千ものプレミアムなMocapアニメーションや、丁寧にハンドキーされたスタイリッシュなモーションを利用することができ、これらはすべてカテゴリー別に整理されています。

Human IKとジェスチャーコントロール

Maya や MotionBuilder のような HumanIK エディタを使って、自然なポーズを簡単に作成することができます。根元の動きを調整しながら完璧なキャラクターバランスを維持したり、手足をドラッグするときに体を傾けたりすることが可能です。ジェスチャーコントロールギズモの包括的なコレクションとジェスチャーライブラリも用意されており、手動で調整する時間を大幅に短縮できます。

ディテールのリファイン

シルエットの調整だけでなく、筋肉やシワなど、ポーズの細部にまでこだわることができます。これらの変更は、他のポーズに影響を与えることなく、現在のポーズにのみ記録されます。

ポーズ管理

成長するライブラリ

ZBrushでは、レイヤーの追加や切り替え時にサブツールを更新するのは大変な作業でが、ポーズツールはキャラクタークリエイターから直接ポーズを受け取り、ポーズライブラリを効率的に管理し、ポーズ間の移行時にすべてのサブツールを自動的に更新することができます。

スケールフィッティング

ZBrushのモデルはCharacter Creatorのスケールルールに合わせてリサイズすることができ ます。これは、2つのプログラム間で正確なオートリギングとポージングの互換性を実現するための重要な最初のステップです。

サブディビジョン

すべてのサブツールのサブディビジョンレベルを自由に行き来することができます。サブディビジョンレベルを増減したり、最高または最低のサブディビジョンレベルを一度に適用することが可能です。

■ディテールアップ

ディテールレイヤーを使って、キャラクターデザインにアクセントを加えることができます。ポーズツールで管理されているすべてのポーズに適用できるため、多彩で効率的なキャラクターメイクが可能です。

チュートリアル

公式のチュートリアル動画が公開されています。

インストール

次の動画では、ZBrush用のPose ToolsプラグインとCharacter Creator用のPose Linkプラグインのインストール方法についてが説明されています。

基本操作

この入門チュートリアルでは、ZBrushプラグインの基本操作と、ポーズを作成・編集する際にどのように時間を節約できるかを学ぶことができます。

リギング

このチュートリアルでは、ZRemesherプラグインを使用してキャラクターのポリゴン数を減らし、AccuRigで素早く簡単にリギングして、モーションライブラリとアニメーションツールに対応させる方法を学ぶことができます。

アクセサリーの追加

このチュートリアルでは、キャラクターにアクセサリーを追加してCCですべての設定を行い、さまざまなポーズとプリセットを使用して、目的のポーズとアクセサリーの組み合わせを表示する方法について学ぶことができます。

ポージング

このチュートリアルでは、このワークフローと、膨大なモーションライブラリとモーションツールを利用してZbrushでキャラクターのポーズをカスタマイズする方法について学ぶことができます。

より詳しい情報は、Character Creator Pose Tools ウェブサイト、または Character Creator Pose Tools マニュアルページへ

価格とダウンロード

このPose Toolsプラグインは無料で提供され、パーソナルライブラリの構築と管理、個々のポーズの改良、ポーズ間の切り替えをワンクリックで行うことができます。

プラグインは、Pixologic ZBrush 2021、Maxon ZBrush 2023.x_Betax、Maxon ZBrush 2022 以降と互換性があります。

Character Creator Pose Tools の無料ダウンロードはこちらから


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