Marvelous Designer 12.1 がリリース、USDサポート、Omniverse Connectorの追加など

CGソフト

2023年5月24日(現地時間) – CLO Virtual Fashion は、3D衣装作成ソフトウェアの最新アップデート Marvelous Designer 12 をリリースしました。

新機能ハイライト

このリリースでは、USDファイルの互換性が追加され Omniverse Connector が追加されました。他にも、ドラッグ&ドロップで背景画像を取り込む機能、ホットキーによるビューポートレイアウトの切り替え機能が追加されています。以下の動画で新機能をざっと確認できます。

USDファイルの互換性とOmniverse Connector(ベータ版)

グラフィックス標準のファイルフォーマットであるUSDを使用することで、さまざまな3Dソフトウェアとのコラボレーションの生産性を高めることができるようになりました。

USDを使用したOmniverseプラットフォームとのデータ交換を通じて、コラボレーションワークフローの高速化が可能です。

ドラッグ&ドロップで背景画像を取り込む

エクスプローラから画像をドラッグ&ドロップすることで、2Dウィンドウ上に背景画像を追加することができるようになりました。

ホットキーによるビューポートレイアウトの切り替え

‘Alt+W’ のショートカットキーで、現在のウィンドウレイアウトと選択したウィンドウのフルスクリーンを切り替えることができるようになりました。

GIF

統計情報の表示

‘Show Statistics’ を通じて、衣服に関連する様々な情報を確認することがで切るようになりました。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

Marvelous Designer 12.1は、Windows 10 1903 build 以降、 macOS 10.15 Catalina以降で利用できます。より詳しいシステム要件の確認はこちらから

個人ユーザー向けPersonalライセンスは、サブスクリプション形式で39ドル/月または280ドル/年。

企業向けの Enterprise Standaloneライセンスは1700ドル/年、EnterpriseNetworkライセンスは200ドル/年からです。

その他ライセンスの確認、無料トライアルのダウンロードはこちらから

永久ライセンスはMarvelous Designer 10から廃止されています。 既存の永久ライセンスはバージョン12までアップグレード可能です。アップグレード価格は、所有しているバージョンによって最大75%オフの価格となります。まだMarvelous Designerを利用にしたことがない方は、30日間の無料トライアルが利用できます。

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