Blender用のプロシージャルな群衆作成ツール『Procedural Crowds』

プラグイン

Difffuse Studio によるBlender用アドオン『Procedural Crowds』の紹介です。

Procedural Crowds

『Procedural Crowds』は、3Dシーンにさまざまなタイプの群衆を簡単に追加することができるBlender用のアドオンです。

フォトスキャンされ、最適化された20種類以上の人物モデル、カラーバリエーションやアクセサリーを考慮すると、30種類以上のモデルが含まれています。

 

 群集タイプ

以下の6つの群集タイプを使用してシーンにあった群集を追加することができます。

Audience

 

 

幅と長さを選択し、まっすぐ前を見るか、選んだオブジェクトを見るかを決めることができる群衆を作成できます。コンサートの観客を作るのに最適です。群衆が接地する地面のオブジェクトを選択できます。

Circle

 

 

Audienceの群衆と同じですが、円形になります。中心を見るか、特定の点を見るか、また、完全な円形にするか、一部だけにするかを設定することができます。また、群衆が接地する地面のオブジェクトを選択することができます。

Followcurve

 

 

カーブに沿って群集を作成できます。幅、速度、人数などのパラメータを調整できます。また、群衆が接地するの地面のオブジェクトを選択することができます。

March

 

 

Follow Curveに似ていますが、軍隊の編隊を作成することを目的としています。他のパラメータに加え、行と列の数を設定できます。

Randomwalk

 

 

ジオメトリノードの代わりにパーティクルを使用する特殊なタイプの群衆です。これを使うと、ランダムに歩く人や特定のポイントに向かう人を作ることができます。また、地面や越えられない障害物を設定することも可能です。

Stadium

 

 

このタイプの群衆を使えば、スタジアムのスタンドを一瞬で満員にすることができます。自分で作ったメッシュや、高さ、幅、傾斜を調整できる定義済みのスタンドを使うことができます。

異なるアニメーション

アイドル、ウォーク、応援など、選択した観客のタイプによって、異なる人物のアニメーションが用意されています。

LOD機能

さらに、このアドオンには、個別の人間キャラクターを追加して、あらかじめ用意されたリストからアニメーションを割り当てることができる機能があります。同じキャラクターでも、群集システムに適したローポリモデルと、クローズアップ撮影に適したハイポリモデルを使い分けることができます。

制限事項

Blenderのパーティクルシステムと物理エンジンを利用したボイドシステムは、時折エラーが発生することがあります。これらのエラーを防ぐには、地面をパーティクルエミッター(群衆)より少し下に配置し、急勾配のサーフェイスは使用しないようにしてください。

以下のチュートリアル動画では、Procedural Crowdsの使用方法を見ることができます。

価格とシステム要件

Procedural Crowdsは、Blender 3.4, 3.5 で利用できます。

価格は18ドルとなっています。

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