tin2tin氏による無料 Blender アドオン『 Generative AI 』の紹介です。
テキストから動画、画像、オーディオを生成できる無料 Blender アドオン
この無料のBlenderアドオンである『 Generative AI 』では、テキストプロンプトからビデオ、イメージ、オーディオを生成することができます。生成には、Modelscope、Animov、Stable Diffusion 1.5 & 2、AudioLMD、Barkといったいくつかのモデルを選択することが可能なようです。
■テキストを動画/画像に変換について
- Modelscopeのモデルは、Shutterstockの素材で学習されているため、ウォーターマークがあり、商用利用はできません。
- Animovモデルは、アニメ素材で学習されているため、特にAnimov-512xモデルでは、プロンプトに「anime」を追加することが必要です。
- 画像を生成するためのStable Diffusionモデルは、たくさん使われているので、ググればたくさんのプロンプトが提案されているはずです。
ヒント:レンダリングのイメージが崩れる場合は、環境設定のモデルカードにある解像度を使用してください。
以下は動画の生成例となります。
■テキストからオーディオ
AudioLDM:ドキュメントはこちらから
Bark:ドキュメントはこちらから、Bark Speaker Library
ヒント:音声が途切れる場合は、長い文章を処理してみてください。
次の動画はBarkの使用例です。Barkは日本語音声の生成も可能です。
インストール方法
まず、プラットフォームに git をダウンロードしてインストールする必要があります (PATH 上にある必要があります (そうしないと Bark が失敗します)): https://git-scm.com/downloads
アドオンをダウンロード: https://github.com/tin2tin/text_to_video/archive/refs/heads/main.zip
Windows では、Blender アイコンを右クリックし、管理者として Blender を実行します (そうしないと、書き込み権限エラーが発生します)。
通常どおりアドオンをインストールします: 環境設定 > アドオン > インストール > ファイルを選択 > アドオンを有効にする。
Generative AIアドオンの環境設定で、「Install all Dependencies」ボタンを押します。。
なお、ここで様々なモード(ビデオ、イメージ、オーディオ)で使用されるモデルカードを変更することができます。
完了したら(エラーがある場合は報告してくだい)。
Video Sequence Editor > Sidebar > Generative AI でアドオン UI を開きます。
モデルを初めて実行するときは、何 GB ものデータをダウンロードする必要があるため、コーヒーをたくさん飲みに行きましょう。
アドオンの環境設定で、Dependenciesをインストールし、Movie Model Cardを設定し、Sound Notificationを設定します:
ダウンロード
Blenderアドオンの『 Generative AI 』の使用には、4GB以上のVRamを搭載したCUDA対応Nvidiaカード必要とされています。
ダウンロードはこちらから
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