Adobe After Effects のための Stable Diffusion プラグイン『Diffusae』

プラグイン

Adobe After Effects のための Stable Diffusion プラグイン『Diffusae』の紹介です。

Diffusaeとは

Diffusaeは、After Effects に Stable Diffusion のパワーをもたらすプラグインです。After Effects 内で直接生成AIを直接利用することができます。ローカルで実行できるため、使用料や月額プランはなく生成できる画像の枚数に制限はありません。

ロードマップにある機能と現在の開発状況

現在、Stable Diffusion の img2imgの基本的な実装のみですが、多くの機能が開発中となっています。

  • Img2Img – 利用可能
  • InstructPix2Pix – 近日公開予定
  • カスタムモデルのインポート – 近日公開予定
  • プロンプトエディター – 近日公開予定
  • Video2Video – 開発中
  • ControlNet – 開発中

基本的な使い方

  1. 動画を取り込むか、Compの上に調整レイヤーを作成します。そこにBSKL/Diffusaeのエフェクトを加えます。
  2. テキストレイヤーを作成し、プロンプトを書きます。(テキストレイヤーのソーステキストはキーフレーム化することができます。)
  3. Diffusaeで、テキストレイヤーを「Prompt」パラメータとして選択します。
  4. Prompt Strength:0%に近いほど、入力画像に忠実になります。100%に近いと、入力画像を無視してプロンプトに忠実になります。
  5. Iterations: 多ければ多いほど品質は向上しますが、一定の閾値(約40)を超えると、大きな改善は見られなくなります。

ヒント:スタイルやシードを探す場合、Iterationsを低い値(5〜10)に設定すると、レンダリングが速くなり、より多く最終画像を確認できます。

最大サイズを大きくすると品質が向上しますが、GPUによってはVRAMを使い果たす可能性があるので注意してください。

価格とシステム要件

現在のバージョンは、Nvidia製グラフィックカードを搭載したWindowsに対応しています。Apple Silicon chipsをサポートするMacは、2023年6月に展開される予定です。

必要条件(最小限のRAM、CPU、VRAMが必要)はまだ確認できていないようですが、トライアルを利用して、お持ちのGPUカードで動作することを確認することができます。

価格は、シングルユーザーライセンスが99.99ドル、フローティングサーバーライセンスが159.98ドルとなっています。機能が追加されるにつれて、価格は上昇します。

セール情報

期間は不明ですが、現在セールが行われており、39.99ドルとなっています。


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