Topaz Photo AI v1.2.10 がリリース!Rawレンダリングの改善、新しい環境設定メニューの追加など

CGソフト

2023年4月7日(現地時間)- Topaz Labs は、画像品質を向上するためのAIを活用したツールの最新アップデート Topaz Photo AI v1.2.10をリリースしました。

Topaz Photo AIとは

Topaz Photo AI は、画像品質を向上するためのAIを活用したソフトウェアです。。2022年9月に発表されたTopaz Photo AIは、同社の DeNoise AISharpen AIGigapixel AI の機能を一つのアプリケーションに統合したオールインワンソリューションとなっています。それぞれのソフトの機能に加えて、入力画像から自動で問題を特定して設定を提案してくれる AutoPilot という機能を備えています。

【主な機能】

あらゆるISOからノイズを低減:ノイズの多い画像を補正し、テクスチャやディテールを失うことなく、滑らかな背景を実現します。

シャープネスを回復:ソフトフォーカスを瞬時にシャープにし、遅いシャッタースピード、レンズの柔らかさ、フォーカスミスで失われたディテールやエッジを改善します。

アップスケーリング: 狭い場所でトリミングする場合でも、低解像度の画像をアップスケールする場合でも、最大600%アップスケールして、リアルでクリアなテクスチャとディテールを再現します。

低解像度の顔を復元:次世代のAIを使用して、ディテールを再現し人物の写真をアップスケールして補正します。

新機能ハイライト

3月のアップデート

以来、Rawレンダリングが大幅に改善され、新しいカスタマイズオプションを備えた環境設定パネルが追加されました。

多くのRawファイルのカラーレンダリングが改善

Topaz Photo AIは、100以上の新しいカメラに対して、より正確にrawファイルを表示するようになりました。v1.2.10のレンダリングをv1.2.8と比較すると以下のようになります。

使用カメラにもよりますが、この変更により、これまでRAWファイルを読み込む際に発生していた色の問題が解決されるはずだとされています。今後のアップデートでも修正されるよていです。色の問題が残っているRAWファイルはこちらから報告可能です。

新しい環境設定メニュー

Topaz Photo AIを個人のワークフローにシームレスに適合させるために、2つの新しいオプションを提供する新しい環境設定メニューが追加されました。

  • Face recovery: デフォルトですべての顔にリカバリーを適用するか、被写体の顔だけに適用するか、低画質の顔だけに適用するかを選択できるようになりました。また、デフォルトのリカバリーの強さを設定できるようになりました。
  • Close after saving: 処理後の画像を自動で閉じるかどうかを選択できるようになりました。
    また、パフォーマンス、レンズ補正、オートパイロット設定のすべてのオプションを環境設定メニューに統合し、一箇所で変更できるようになりました。
GIF

また、環境設定でAutopilotオプションを更新すると、Autopilot設定のある開いているすべての画像に変更が即座に適用されるようになりました。(v1.2.7以前は、Autopilotの設定を更新すると、変更を適用するために再起動を求められ、ワークスペースがリセットされていました)

すべてのアップデート内容の確認はこちらから( v1.2.10v1.2.9v1.2.8, v1.2.7

価格とシステム要件

Topaz Photo AI は、Windows10,11、macOS10.15 Catalina以降で利用できます。また、Adobe Lightroom Classic, Photoshop&Photoshop Element, Capture Oneなどのプラグインとしても利用できます。

詳しいシステム要件はこちらから
プラグインについてはこちらから

価格は、永久ライセンスで199ドルです。1年間の無償アップデート、2台のコンピュータで同時に使用できる2ライセンスシートが含まれています。

セール情報

現在セールが開催されており、特別価格159ドルでお得に購入することができます。

期間は、2023年4月21日(現地時間)まで


Topaz Photo AI ウェブサイトへ

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