アーティスト向けCAD Plasticity 1.0 がリリース

CGソフト
2023年10月10日 – アップデート情報を追加

2023年4月6日 – Nick Kallen氏 は、アーティスト向けCAD 『Plasticity 1.0』のリリースを発表しました。

Plasticityとは

Plasticityは、ビデオゲーム業界、プロダクトデザイン、そしてそれ以外のクリエイティブなプロフェッショナルのための3Dモデリングソフトウェアです。ユニークなギズモやショートカット、考え抜かれたワークフローにより、モデリングを高速かつ効率的に行えます。plasticityの目標は、NURBSを使った作業を粘土で作業するようにすることとされています。

Plasticityは、NURBSモデリングとポリゴンモデリングソフトウェアのワークフローイノベーションを組み合わせ、優れたソリッドとサーフェスモデリング機能を提供します。

主な特徴】

■高度なジオメトリとフィレットエンジン

Plasticityの高度なジオメトリとフィレットエンジンには、Parasolidのクラス最高のアルゴリズムが使用されています。優れたフィレット、ブーリアン、オフセットを作成し、いつでも好きなときに変更することができます。他のCADプログラムとは異なりPlasticityは、高度なモデリングツールをすべて利用することができます。

Parasolidとは
Parasolidはジオメトリカーネルであり、ブーリアン、フィレットなどの操作を行うための複雑な数学関数を実装するソフトウェアライブラリです。すべてのCADソフトはジオメトリーカーネルを利用していますが、Parasolidは業界最高峰と言われています。SolidWorks、Siemens NX、Shapr3D、(そしてPlasticity!)などの主要なCADソフトウェアで、小規模な製造部品から大規模な航空宇宙部品まで、さまざまな用途で使用されています。

現時点で、個別の機能についてのドキュメントはないようですがリリースの動画では、フィレット、インタラクティブブーリアン、パワフルなダイレクト編集、サーフェシング、3Dオフセットカーブ、ラピッドプレイスメントといった機能が紹介されています。

■効率的なワークフロー

Plasticityの合理的なワークフローは、BlenderのようなポリゴンモデリングプログラムやHardOpsのようなワークフローアドオンに既に慣れ親しんでいる方なら、すぐに馴染めるものとなっています。効率的なツールとカスタマイズ可能なキーバインドで、直感的に使えるようにデザインされています。

Maker Tales氏からチュートリアルショートカットシート Plasticity 0.5.41 時のもの)が提供されています。また、Nick Kallen氏のYoutubeチャンネルでもその機能を見ることができます。

■ソフトウェアを所有

Plasticityは永久ライセンスで提供されているので、ずっと使うことができます。サブスクリプションやインターネット接続は必要ありません。

アップデート情報

v1.1

このアップデートでは、スケッチ測定とバックアップシステムが導入されており、以下の動画で確認することができます。他にもSTLエクスポート、テキスト、その他細かいワークフローの強化が行われているようです。

v1.2

このアップデートは、Plasticityを非常に有能なサーフェスモデラーに変え、より高度なサーフェシングを可能にします。ただし、これらの機能は比較的使いやすいものの、サーフェシングは難しく、理解を必要とするため、初心者向けではないことに注意が必要とされています。

動画では以下のような機能が紹介されています。

  • ナビゲーションのデフォルトの変更:Plasticity 1.2から、オービット(回転)はカーソルの下にあるものを中心に行われます。これは、ズームがデフォルトでカーソルの下にあるものにズームするのと似ています。設定でこれを無効にすることも可能です。
  • サーフェシング:バージョン1.2のテーマはサーフェシング(表面作成)で、これは高度なスキルであり、初心者ユーザーには適していません。
  • 3Dカーブのトリム機能:これまで2D平面カーブはトリム(切り取り)可能でしたが、新機能として3Dカーブも任意の交差点でトリムできるようになりました。
  • パッチングの強化:開いたカーブループも迅速にパッチできるようになりました。これにより、ワイヤーフレームボディを迅速にブロックアウトし、必要なときにトリムされたサーフェスを追加できます。
  • パッチコマンドとロフトの強化:パッチコマンドとロフトでは、各エッジの境界で連続性を個別に指定できる新機能が追加されました。
  • 新しいブリッジサーフェスコマンド

v1.3

Plasticity 1.3 がリリース!Blenderへメッシュデータを素早く転送する Blender Bridge が追加
2023年10月9日(現地時間)- Nick Kallen氏は、3Dモデリングソフトウェア Plasticity 1.3 のリリースを発表しました。 新機能ハ...

価格とシステム要件

Plasticity は、Mac OSX (12+)、Windows (10+)、および Linux (Ubuntu 22) で利用できます。

永久ライセンスで、価格はindieライセンスが99ドル、スタジオライセンスが299ドルです。 30日間無料で使用できるトライアル版も用意されています。それぞれの価格と機能は以下の画像の通りとなります。支払はカード、Paypal、GooglePayで可能なようです。

アップデートについて

Plasticity 1.0 を購入すると、バージョン 1.1、1.2、1.3 など、すべてのマイナー アップデートにアクセスできます。マイナー アップデートには、バグ修正、パフォーマンス強化、およびいくつかの新機能が含まれます。これらの新機能は通常、小規模な機能強化であり、ソフトウェアの使用方法を変更するものではありません。バージョン 2.0 などのメジャー アップデートには、多くの場合、重要な新機能が含まれています。Studio ライセンスでは、12 か月のメンテナンス期間中にリリースされたすべてのマイナー バージョンおよびメジャー バージョンの更新に永続的にアクセスできます。


Plasticity ウェブサイトへ

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました