2023年3月22日(現地時間) – Cebas Visual Technologyは、3DS Max用ビジュアルエフェクトソフトウェアの新バージョン、thinkingParticles 7.3 (Subscription Drop 3)をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースでは、thinkingParticles 7.2で導入されたMath Expression Language, ME-L が強化されています。ME-Lは、その複雑さにもかかわらず、視覚効果スクリプトのためのシンプルで高速かつ効率的で、誰もが利用できるものとなっているとのことです。Cebasは、この新しいリリースは、3DS Maxのビジュアルエフェクト業界に革命を起こすと期待しています。
■新しいノードExpressionME-L
この新しいパワーを活用するために、新しいノードExpressionME-Lがツールセットに追加されました。このNodeでは、ME-Lプログラミング言語を使用して、カスタムパーティクルシミュレーションとエフェクトを作成することができます。幅広い入力、関数、変数を備え、パーティクルデータの操作、3ds Maxオブジェクトやマテリアルとの相互作用、複雑な計算を行うことができます。
ExpressionME-Lの最も高度な機能の1つは、シミュレーション内のパーティクルデータを評価するために、マルチスレッドによる超並列処理を使用できることです。ME-Lスクリプトは、thinkingParticles自体で作成・使用されるコアシミュレーションデータにほぼ無制限にアクセスすることができます。
Cebas Visual Technologyは、「新しいスクリプト言語を学ぶことは大変なことですが、ME-L 7.3をマスターすることで得られる見返りは計り知れないものがあります。ME-L 7.3は、他のスクリプト言語に見られるような痛みを伴う欠点がなく、直感的かつ効率的に設計されており、ユーザーはこれまでにないほど自分のアイデアに命を吹き込むことができるようになる」としています。
■MPM Fluid
MPMソルバーのオプションにFluidが追加されました。この新しいマテリアル特性により、流体のような高粘度のゲルから流れる川まで、様々な液体挙動が可能になりました。さらに、主力ソルバーであるSPHソルバーも強化され、微調整されています。
価格とシステム要件
thinkingParticles7.3は、3ds Max 2023, 2022, 2021を正式にサポートしています。
thinkingParticlesには、FinalRenderの完全な商用ライセンス(294ドル相当)が含まれています。価格はサブスクリプションで660ドル/年です。Phoenix FDとのバンドル製品もあります。その他、価格の確認はこちらから
thinkingParticles の無料トライアルのダウンロードはこちらから
thinkingParticles ウェブサイトへthinkingParticles 7.3 (Subscription Drop 3) – Available Now
コメント