2023年2月15日にリリースされたピクセルアートツール Asepriteのファイルを Unity にインポートすることができる 2D Aseprite Importer の紹介です。
Aseprite
Asepriteは、2Dアニメーションやスプライト、ゲーム用のあらゆるグラフィックを作成するためのピクセルアートツールです。ピクセルアート制作に特化したツールであり、ピクセル単位での細かな制御が可能です。アニメーション機能も豊富で、フレームごとのレイヤーを使用して、複雑なアニメーションを作成することが可能です。
多数のファイル形式をサポートし、作成したアートは、PNG、GIF、JPG、BMP、TGAなどの画像形式で出力することができます。Asepriteは、Windows、MacOS、Linux+Steamで利用できます。
購入・すべての機能の確認はこちらから
Aseprite Importer の最初のバージョンが利用可能に
Aseprite Importer は、Aseprite の .ase と .aseprite ファイルを Unity にインポートし、インポートしたソースファイルを元にスプライトの Prefab を生成する Asset インポータです。昨年末から開発されていたようですが、これが初期リリースとなります。
次の動画で使用している様子を確認できます。
First version of Aseprite Importer is now available in Unitys Package Manager 🥳🥳#unity #unity2d #unity3d #aseprite #gamedev pic.twitter.com/WGpO884uOC
— Ted Wikman (@TedWikman) February 15, 2023
Asepriteのどの機能がインポーターでサポートされているか、Asepriteインポーターが提供する機能についてはこちらのドキュメントページから確認可能です。
パッケージの最初のバージョンなので、試す前にプロジェクトがバックアップ/バージョン管理されていることを確認してください。バグレポート パッケージに関する問題を発見した場合は、エディタ内のバグレポートを使用して報告することができます。
また、機能リクエストについては、2Dロードマップの「Submit a new idea」から可能です。
インストール方法
現在、Aseprite Importer は、Unity 2021.3.15f1 以降に対応しています。
- パッケージマネージャー (トップメニュー: Window > Package Manager) を開く
- +ボタンを押し、”Add package by name “を選択します。
- “com.unity.2d.aseprite “と入力します。
- OKを押す
- Burstの新しいバージョンがインストールされたというポップアップが表示されたら、エディターを再起動します。
- これで準備は完了です。
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