2023年1月10日(現地時間)- WTools3Dは、Cinema4D&LightWave用インテリア、エクステリア、建築ビジュアライゼーション向けツール Architron 2023(LWCAD 2023 ) をリリースしました。
新機能ハイライト
Architron 2023 for Cinema4D
Architron 2023 では、Profile、Engraverという新しい機能が追加されました。
■Profile object
これは、独自のプロファイルを作成するための新しいアニメーション可能なオブジェクトです。NURBS、ポリゴン、Cinema4Dのスプラインに使用することができ、プロファイルの形状は、NURBSまたはCinema4Dのスプラインを使用することができます。
■Engraver object
Engraver は、四角形メッシュを押し出すための新しいアニメーション可能なオブジェクトです。四角形にのみ使用でき、プロファイルの形状は、NURBSまたはCinema4Dのスプラインを使用することができます。
次の動画でこれらの新機能の動作を確認することができます。
■その他の新機能
- スプラインをNURBSオブジェクトに変換する新しいコマンドが追加。
- NURBSの描画速度が選択モードにより10-1000倍速くなりました。
- Cinema4Dのスプラインとジェネレータで動作するようにスナップがアップデートされました。
- SHIFTキーとCTRLキーに対するツールの反応が、Cinema4Dのツールと同じになりました。
- Auto UCS – 2Dオブジェクトの平面を認識。
- Cinema 4D 2023をサポート。
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
■今後の予定
詳細は分かりませんが、今後 Otoy の sculptron との統合が計画されているようです。他にもよりインタラクティブなNURBS編集ツールやレガシーデザインの置き換えがされる予定です。
Architron-LWCAD 2023 for LightWave
lwcadの開発はペースが遅いながら引き続き継続されるようです。今後 lwcadエンジンはc4d版と対になりますが、LWバージョンは階層がなく、インタラクティブ性が低く、構造的な変更もなく、いくつかの機能が制限されるとのことです。今回のアップデートでは以下の新機能があります。
■NURBS UV マッピング
すべての編集ツールは、すべてのタイプのサーフェス (ポリゴン、NURBS) での UV マッピングをサポートするようになり、オブジェクトの編集時に、UV マップが削除されなくなりました。
■新しいツール
Divide – エッジを分割:ジオメトリを分割するための新しいツール (カーブ、ポリゴン、 NURBSサーフェス)で、分割は固定数または距離で行うことができます。
Minimize – エッジを最小化:曲線、ポリゴン、NURBSサーフェスを削減、最小化するための新しいツールで、カーブとサーフェスの冗長なポイントとエッジ、NURBS ノットを削除することができます。
これらの新機能は次の動画で確認できます。
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
価格とシステム要件
Architron 2023は、Cinema4D R21-2023(Windows-OSX)で利用でき、価格は、199ドルとなっています。
LWCAD 2023は、Windowsで LightWave 9.6 64-bit以降、Mac OSXで LightWave 10 64-bit以降で利用でき、299ドルです。
詳しい価格の確認はこちらから
また、Architron は otoy の OctaneRender サブスクリプションの一部として利用することができます。
コメント