2022年12月7日(現地時間)- Autodeskは、ビジュアライゼーション、ゲーム、アニメーションのための3Dモデリングおよびレンダリングソフトウェア の最新アップデート 3ds Max 2023.3 をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースでは、新しい有機ノイズ OSL マップと新しい 2D および 3D ランダマイザー OSL マップにより、シーンのルックを向上させることができます。また、ポリゴンメッシュから三角形メッシュへの変換速度が向上しています。
新しい有機ノイズ OSL マップ
新しい有機ノイズOSLマップが追加されました。これらのマップは、OSLノイズを調節、フィルタリングして、非常に自然なノイズパターンを作成し、自然の特性を再現します。
有機ノイズOSLは、すぐに使用できるようにいくつかプログラムされており、自然の複雑さをシミュレートした、さまざまなノイズをすばやくセットアップすることができます。
2D & 3D UVW Randomizer OSL マップ
2D & 3D UVW Randomizer は、マップに割り当てられたUVW座標のScale、Offset、Rotationをランダム化し、自然を再現したパターンを作成する機能です。 各項目のランダム性はシードによって操作することができ、オブジェクトごとのランダム性に変化を持たせるなどの調整を簡単に行うことができます。
ポリゴンから三角形へのメッシュ変換の改善
ポリゴンから三角形への変換パフォーマンスが向上し、モデリングとアニメーションのワークフローが強化されました。
モディファイヤースタックで変換を行う場合でも、Arnoldなどのオフラインレンダラーにシーンデータを送信する場合でも、スピードが大幅に強化されており、作業がより速く行えるようになっています。
その他
■ATF 読み込み
3ds Max の Autodesk Translation Framework (ATF) 読み込みは、Catia V5-6R2022 および Alias 2023 モデルをサポートするようになりました。
■Substance 2.4.9
3ds Max 2023.3 には Substance 2.4.9 が付属しており、Corona レンダラのバージョン 8 と 9 がサポートされています。
■Arnold for 3ds Max 5.4.3.10
3ds Max には Arnold 7.1.3.2 用の MAXtoA 5.4.3.10 が付属しており、フィジカル マテリアルやボリューム マテリアルのワークフローの改善など、さまざまなバグ修正が行われています。
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
価格とシステム要件
3ds Max2023は、64ビットWindows 10で利用することができます。より詳しいシステム要件の確認はこちらから
価格はサブスクリプション形式で、36,300円/月、286,000円/年、815,100円/3年となっています。
また、条件にあてはまる方はIndieライセンスを購入することが可能です。価格は42,900円/年となっています。より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
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