2022年12月20日(現地時間) – polygoniq は、Blender用のマテリアルライブラリアドオンの最新アップデート materialiq 5.0.1をリリースしました。2022年10月にリリースされた materialiq 5 Beta の正式リリースとなります。materialiq 5 Beta 時の紹介記事も合わせてご覧ください。
https://cginterest.com/2022/10/26/%e3%83%9e%e3%83%86%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%aa-materialiq-5-beta-%e3%81%8c%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%ef%bc%81%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%b9%e3%83%97/
新機能ハイライト
このアップデートでは、Blenderのアセットブラウザとのシームレスな統合、より合理的なUI、複数の機能およびテクスチャの修正、そして多くの新しいマテリアルがライブラリに追加されました。
■新機能リスト
- Blender Asset Browserとの統合
- エレメント/オブジェクトごとのマテリアルランダム化調整
- 20種類の全く新しいマテリアルを追加 (屋根6種類、森12種類、壁2種類)。
- 14種類のmaterialiq4マテリアルがmaterialiq5に移植されました。
- より高解像度のマテリアルプレビュー
- ワールド設定がmaterialiq4から移植されました。
- polygoniqブラウザのマテリアル名を短く
- 4つの水属性マテリアルが追加されました(aquatiqでのみアニメーションします)。
Blender Asset Browser 統合
Blender Asset Browserのドラッグ&ドロップや、フィルタリングオプションを持つpolygoniqブラウザを利用できるようになりました。
要素ごとのランダム化
複数のオブジェクトやエレメントに使用した場合、マテリアルが均一でフラットすぎるように感じることがあります。そういった場合、Diffuse Randomize スライダを変更するだけで、マテリアルをもっと多様に見せることができます。
ディズプレイスメント
ディスプレイスメントをサポートするマテリアルが増え続けており、シーンに深みを加えることができます。
不規則化
マテリアルが覆う面積に関係なく、不規則な状態を保つことができます。
マテリアルの置き換え
さまざまなオブジェクトのマテリアルを手動で置き換えるのは大変な作業です。そのため、materialiqには、シーン全体または選択されたオブジェクトのみを対象に、マテリアルの置き換えを行うためのソリューションが組み込まれています。元のマテリアルと置換するマテリアルを選択するだけです。
マッピング
木材のような異方性マテリアルは、正しい方向に進むようにUVマッピングが必要になることが多いですが、それ以外のものについては、オールマイティな生成マッピングが用意されています。マッピングをやり直すことなく、ジオメトリを変更することが可能です。
価格とシステム要件
materialiq 5は、Blender2.93以降で利用できます。
価格は、利用できるテクスチャの最大解像度でいくつかのオプションがあり、次のようになっています。
■個人向け
- materialiq lite 2k – 39ドル
- materialiq full 4k – 79ドル
- materialiq ultra 8k – 119ドル
■スタジオ向け
- materialiq ultra 8k(studio, 2-5 seats) – 239ドル
- materialiq ultra 8k(studio, 6-10 seats) – 359ドル
また、使用するテクスチャで必要なvRAMの目安は以下の画像の通りです。
セール情報
2023年1月1日(現地時間)まで25%オフの期間限定の特別価格となっています。価格は以下のようになっています。
materialiq アドオンページへ(Blender market / Gumroad)
コメント