2022年12月20日(現地時間)- Keentoolsは、 Adobe After Effects 用の3Dオブジェクトのトラッキングプラグイン GeoTracker の安定版のリリースを発表しました。
GeoTracker for After Effects 安定版 がリリース
GeoTrackerは、After Effects用の3Dオブジェクトトラッカーです。今年9月に無料のベータ版がリリースされていました。
安定版リリースまでの間に合計5回の無料ベータ版がリリースされ、トラッキングスムージング設定の追加、ExtendScriptのサポート、多くのマイナーな問題の修正などの改善がされてされました。また、GeoTrackerは最新のAfter Effects 23.2 Betaでも動作するようになり、3D空間が組み込まれ、3Dオブジェクトがネイティブにサポートされています。
■主な機能
- カスタム3Dモデルのロードとトラッキング
- 4 つのビルトイン 3D プリミティブ(立方体、円柱、平面、球体)をトラッキング
- トラッキングしたオブジェクトを3Dと2DのNullレイヤーとしてエクスポート(他のレイヤーへのリンク、Element 3D, Cinema 4D, パーティクルジェネレータなどへのパススルーに使用可能)
- カメラパラメータが不明な場合、カメラの焦点距離を推定
- 反射やオクルージョンがある映像のトラッキング
- 2Dマスクによるトラッキングから問題のあるエリアを除外
GeoTrackerのサブスクリプションはクロスプラットフォームなので、すでにFoundry Nuke用のGeoTrackerを利用している場合After Effectsでも利用可能となっています。
チュートリアル
■Element3Dとの連携
■Cinema4Dとの連携
ベータ版時の以下の記事もご参考に
https://cginterest.com/2022/09/29/after-effects-%e7%94%a8-3d%e3%82%aa%e3%83%96%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%82%af%e3%83%88-%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0-%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b0%e3%82%a4%e3%83%b3-geotracker/
keentools 2022.3.0 アップデートリスト
■GeoTracker for After Effects の変更点
- 安定版リリース
- マイナーな修正と改善
■Nuke packageの変更点
Foundryは、Nuke 14のリリースに伴い、3Dシステムをアップグレードしました。2022.3のアップデートでは、最新のNukeと互換性が追加されています。今のところ、クラシック3Dノードとしてのみ動作しますが、近い将来、アップグレードする予定となっています。
- Nuke 14 (クラシック 3D ノード) のサポートを追加
- マイナーな修正と改善
■FaceBuilder for Blenderの変更点
- adaptive opacity の追加
- マイナーな修正と改善
価格について
ライセンスが更新
最近、KeenToolsは、個人向けの月額オプションを含む新しいプランとともに、手動更新が不要なサブスクリプションライセンスに変更されました。
後は、各製品で 2 つのサブスクリプション タイプを利用できます。
Freelancer:個人のみ、商用利用可。このサブスクリプションタイプの製品は、1 台のマシン(ノード ロック)で使用できます。年間オプションと月間オプションがあり、価格は、18ドル/月または、179ドル/年です。
Studio:企業向けの標準的な選択です。このタイプでは、ネットワーク上で動作するライセンスサーバーのインスタンスを使用して、無制限の数のマシンで共有できるフローティングサブスクリプションキーが提供されます。:一度に1台のコンピュータに1つのキー。ノードロックとしても使用できます。価格は、499ドル/年です。
アーリーアダプター割引
すべてのユーザーを対象に、2023年3月16日までクーポンを利用することで
旧価格で年間プランの初年度を契約できます。
クーポンコード(Freelancer Annual): FREELANCER-AE
クーポンコード(Studio Annual): STUDIO-AE
新しいライセンスについてより詳しい情報はこちらから
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