120以上のアセットが含まれ、アニメーションも可能なBlender用ツタ生成ツール Baga Ivy Generator

Blender用の無料アドオン BagaPie の制作者の Antoine Bagattini 氏による Blender用ツタ生成ツール Baga Ivy Generator の紹介です。

Baga Ivy Generator
1. 使用上のヒント
2. 使用手順
BagaPieのジェネレータとの違い
価格とシステム要件
1. セール情報

Baga Ivy Generator

Baga Ivy Generator は、アニメーションもすぐに作成可能なツタを生成できることができるBlenderアドオンです。30種類のプリセットと120種類のアセットが含まれており、ツタの生成を完全コントロールできます。

■アセットブラウザの統合

アセットブラウザまたはビューポートで任意のプリセットを選択、ターゲットを選択し、開始点を設定してから描画することでツタを生成することができます。

■プリセットライブラリー

ライブラリには、30 種類のツタの 120 を超えるアセットが含まれています。各プリセットには独自の設定があり、ジェネレーターを可能な限り正確にすることができます。

アセットはすべてEEVEEとCyclesに互換性があり、マテリアルは、高品質のマテリアルを提供しながら、メモリの使用量を制限するように最適化されています。また、アセットは、クリーンなサブディビジョンのためにクアッドで作られ、レンダリング時間を短縮するために透明なサーフェイスは最小限に抑えられています。透明度はマテリアルエディターで無効にすることができます。さらに、マテリアルは、BagaPie V8 “Node To Panel “と互換性があります。

■アニメーション

ループするアニメーションや、シンプルな風のコントロールが可能です。デフォルトでは、蔦のアニメーションが作成されます。

■フルコントロール

カスタマイズ可能な生成：わずかな設定で、多種多様なツタを生成することができます。
葉と花：葉の動作を簡単に制御
ジオメトリノードに基づく(パラメトリック / 非破壊モデリング)
エフェクタ：葉や枝を他のオブジェクトのプロキシミティで削除する機能
アセットブラウザやシーンから任意のアセットを使用できます。
メッシュへの変換：生成したものをメッシュに変換することができます。

■最適化

ツタ全体のプロキシシステム
葉や花のバウンドボックスの生成
ビューポートとレンダリングで異なる解像度を設定

■簡単にカスタマイズできるマテリアル

マテリアルは簡単に編集でき、季節を変えたり、明るさ、色相、彩度などをランダムに変更することができます。デフォルトでは、枝は使いやすいプロシージャルシェーダが使用されていますが、必要であれば、独自のマテリアルを使用することもできます。

使用上のヒント

ツタを描くとき、ツタが広がるためには、曲線が非常に近いか交差している必要がありますが、既存の曲線を交差させることなく、ツタの近くに描くことによって、細かい拡張を行うことができます。

使用手順

まず、他のBlenderアドオンと同様にアドオンをインストールし、アセットブラウザを設定します。
次に、アセットを選択します。それは、ビューポートからでも、3Dビューに直接でもかまいません。ジェネレーターは、すべてを自動的にインポートしてセットアップします。
ツタが生えるオブジェクトを選択します。
3Dカーソルで「始点」を設定します。これは、ツタが成長し始めるポイントです。

BagaPieのジェネレータとの違い

Antoine Bagattini 氏によるBlender用の無料アドオン BagaPieにもツタジェネレータが含まれており、個別にもダウンロード可能ですが、BagaPieのツタジェネレータは、葉のアセットは1枚だけで、幹は生成されず、コントロールも制限され、アニメーションもなく、プリセットもなく、エフェクタもなく、プロキシもありません。

Baga Ivy Generatorは、アニメーション化されたツタを作成し、それが成長する方法または成長のゾーンであるかどうかにかかわらず、正確に制御することができます。また、視覚的に正確な幹を生成し、大規模なアセットライブラリを持ち、プレセット（ツタのパラメータがプリセットに関連して調整される）を持ち、プロキシシステム、エフェクタを備えています。