2022年10月27日(現地時間) – Boris FX は、ポストプロダクション用プラグインコレクションの最新アップデート Boris FX Continuum 2023 をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースでは、新しい atmospheric glow エフェクト、10種類のトランジション、高速かつシンプルになった Particle Illusion ワークフロー、250以上の新しいプリセットなどの新機能が追加されました。
Atmospheric Glowエフェクト
BCC+Atmospheric Glow エフェクトでは複数のライトタイプが利用でき、自動フリッカー、レンズテクスチャ、光線や煙のような大気エフェクトを使って、シーンをドラマやミステリー、ノスタルジーな雰囲気にすることができます。
新しいトランジション
新しいフィルムロールやスウィッシュワープなど、GPUで加速された10種類の新しいトランジションが追加されました。
Particle Illusion の改良
Particle Illusionは、計算とレンダリングを合わせたパフォーマンスが大幅に向上し、OS、ハードウェア、プロジェクトの仕様に応じて、最大50%のスピードアップを実現しています。インターフェイスも改良され、シンプルでわかりやすいプロパティコントロールが可能となりました。また、3Dモデルの取り扱いも改善されています。
250以上の新しいプリセット
幅広い用途に使えるプラグインコレクションに250以上のプリセットが追加されました。厳選されたプリセットは、そのまま使用することも、プロジェクトのニーズに応じて簡単にカスタマイズすることも可能です。
その他のアップデート
- Continuum の人気エフェクト BCC+FilmGlow にセカンダリグローオプションが追加され、各要素をフルコントロールしながら複数の独立したグローを生成することが可能になりました。
- Title Studio は、Mac の Blackmagic Resolve をサポートし、プラットフォーム間でタイトルやテンプレートを移動する際のフォント欠落の処理を改善しました。
- 800以上のプリセットを含むBCC+Lightエフェクトに、ラップと反射プロパティを持つシームレステクスチャオプションが追加されました。
- BCC+フィルターとトランジションは、Apple M1、Intel、NVIDIA、AMDグラフィックプロセッサでGPUアクセラレーションされ、特定のエフェクトでは以前のバージョンより最大50%の性能向上を見ることができます。
価格とシステム要件
Continuum 2023は、Mac OSX 10.15.6 以降、Windows 10、11で利用できます。
プラグインは、Adobe After Effects、Premiere Pro、Avid Media Composer、OFXホストのBlackmagic DaVinci Resolve、Foundry Nuke、VEGAS Pro、FCP XとMotionに対応しています。
価格は以下の通りです。
■マルチホストオプション
オプション #1 (Adobe、Avid、FCP、OFX) | オプション #2 (Adobe、FCP、OFX) |
アップグレード:695ドル~ | アップグレード:395ドル~ |
695ドル/年 | 395ドル/年 |
87ドル/月 | 50ドル/月 |
永久ライセンス: 1995ドル | 永久ライセンス:1295ドル |
■個別のホストオプション
Adobe | Avid | OFX | FCP* |
アップグレード:295ドル~ | アップグレード:495ドル~ | アップグレード:195 ドル~ | アップグレード:195 ドル~ |
295ドル/年 | 495ドル/年 | 195ドル/年 | 195ドル/年 |
37ドル/月 | 62ドル/月 | 25ドル/月 | 25ドル/月 |
永久ライセンス:995ドル | 永久ライセンス:1695ドル | 永久ライセンス:695ドル | 永久ライセンス:295ドル |
*Continuum FCP は個別にリリースされます。
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