2022年10月18日(現地時間) – フェイシャルモーションキャプチャー技術プロバイダー Faceware Technologies は、ニューラルネット処理を使用した Faceware Portal を発表しました。
Faceware Portal とは
2年前、Facewareはワークフローの中で最も時間のかかる部分、手作業による顔のトラッキングをなくすことを目標に掲げました。今回発表された Faceware Portal は、新しいニューラルネット処理により、その目標をこれまでで最も高い品質で達成したとされています。
以下の動画では、Faceware Portal を利用して MetaHumanでフェイシャルアニメーションを作成するプロセスを確認できます。
Facewareがニューラルネット処理(neural net processing)と呼ぶ技術は、高度な機械学習と独自のコンピュータビジョン技術を組み合わせたもので、数秒で顔の動きをフレーム単位で自動的にキャプチャします。
また、Faceware Portalでは、高いスピードと精度に加え、FWRファイルやJSONファイルの出力も可能です。
この新しいJSONダイレクトデータフォーマットにより、リターゲットを完全に避けて、動画からUnreal、Maya、Unityなどのアニメーションに直接移行することが可能になります。
価格と対象
この製品は、問い合わせが必要な企業(enterprise clients)を対象とした紹介価格で発売されます。今のところ個人での利用できないようです。
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