3Dキャプチャアプリ Luma(ベータ)のウェブ版がリリース

CGソフト

2022年10月22日(現地時間)- Luma AI は、3Dキャプチャツール Luma (ベータ)の ウェブ版を発表しました。

Lumaについて

Lumaは、アメリカのカリフォルニア州に拠点を置くLuma AIによって開発されている3Dキャプチャアプリです。Lumaのミッションは、すべての人がリアルな3Dで世界をとらえ、体験できるようにし、インターネット上で思い出を共有したり、製品や空間を探検したりする方法に、次のステップの変化をもたらすこととされています。

Lumaでは、周囲の環境を含んだ境界のない完全なNeRFレンダリング実現しています。また、自動的にメッシュを生成し、任意の3Dソフトウェアで使用するための機能も開発中です。

NeRFとは
NeRF:Neural Radiance Field は、レンダリングロスを用いて1つのシーンの入力ビューを再現するようにトレーニングされたシンプルな完全連結ネットワーク(ウェイトは〜5MB)です。このネットワークは、空間位置と視線方向(5D入力)から色と不透明度(4D出力)に直接マッピングします。これは、ボリュームとして機能するため、ボリュームレンダリングを使用して新しいビューを差分的にレンダリングすることができます。

ウェブ版がリリース

Lumaは、現在ベータ版で一部のユーザーにiPhoneアプリとして提供されていましたが、この度の発表でウェブ版も利用可能になりました。

ウェブ版では、コードやGPUに依存しないクラウドソリューションを利用して、アップロードした画像からNeRFレンダリングや3Dアセットの作成が可能となります。

エクスポート機能が実装

また、10月18日には撮影した写真から自動的にメッシュを生成し、お気に入りの3Dソフトウェアで使用することができるエクスポート機能が iphone 版でリリースされています。現在、キャプチャを Diffuse 3D アセットとしてエクスポートすることが可能です。

価格について

Lumaは現在ベータ版で、まだ最終的な価格等の詳細は不明です。また追加の情報があれば紹介したいと思います。利用するにはウェイティングリストに登録し、招待を待つ必要があります。

公式ウェブサイトではLumaを使用して生成されたシーンや3Dオブジェクトを確認することができます。


Luma のウェブサイトへウェイティングリスト登録ページへ

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