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Open 3D Engine 22.10 がリリース、アーティストワークフローの改善、地形パフォーマンスの向上など

CGソフト

2022年10月11日(現地時間) – オープンソースのリアルタイム3D開発エンジン Open 3D Engine の最新アップデート バージョン 22.10 がリリースされました。

新機能ハイライト

このリリースでは、パフォーマンス、安定性、ユーザビリティが大幅に強化され、チームのオンボーディングとコラボレーション、アーティストのワークフロー、マルチプレイヤーのセットアップを容易にし、レンダリング機能の追加や地形システムの性能向上といった新機能があります。

オンボーディングとコラボレーションがより簡単に 

新機能の数々により、チームメンバーとの連携やコラボレーションがより簡単になりました。

  • リモートプロジェクトでは、URL を共有するだけで、プロジェクトの共有やダウンロードが可能です。
  • プロジェクトテンプレートでは、開始設定を使用または作成する機能により、類似した複数のプロジェクトを簡単に作成することができます。
  • ネットワーク化されたアセットキャッシュを使用することで、処理されたアセットをより簡単に共有できるため、チームはより迅速にプロジェクトやレベルの作業に取り掛かることができます。
  • ジェム作成ウィザードにより、新しいジェムをより迅速かつ簡単に作成できます。

マルチプレイヤー・アプリケーションの強化

クライアントサーバー接続、デバッグ、ネットワークスポーニングなどの機能により、マルチプレイヤーアプリケーションのセットアップがより簡単になりました。

アーティストワークフローの改善

ルートモーション抽出がO3DEでネイティブにサポートされるようになり、Mixamo などの DCC ツールからO3DEにアニメーションを取り込むのがより簡単になりました。

他にも、アセットブラウザの改善やアセットのホットリロードなど、アニメーションのインポートプロセスに多くの改良が加えられています。また、22.05.0で追加された実験的な機能モーションマッチングの改善もされているようです。

新しいビューポートインタラクション機能

ビューポートでのエンティティ選択とプレハブ編集モードなど、ビューポートでのインタラクションを改善する新機能により、ワールド内のエンティティやプレハブの操作がより簡単でスムーズに行えるようになりました。

地形パフォーマンスの向上

この最新リリースでは、地形システムが実験的な状態からプレビューに移行しました。これまでO3DEは小規模または閉鎖的な環境での作業に最適でしたが、編集とランタイム/レンダリングの両方でパフォーマンスが大幅に向上し、より大規模な世界での作業を開始することができるようになりました。16km×16kmのワールドやそれ以上のワールドを高フレームレートで処理することができるようになっています。

新しいレンダリング機能

ビルトインされた追加機能を使って、より簡単に空の雰囲気や星を生成することができるようになりました。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

ダウンロード

O3DEは、モジュール式のオープンソースでクロスプラットフォームな3Dエンジンです。

商用での使用料や義務はなく、Apache 2.0ライセンスで利用可能です。

O3DE最新版のダウンロードはこちらから


O3DE公式ウェブサイトへOpen 3D Engine Version 22.10 Eases Team Onboarding and Collaboration, Artist Workflows and Multiplayer Setup While Increasing Terrain Performance

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