Cinema4D用のリアルタイムレンダラー U-Render の開発が終了

プラグイン

2022年10月18日-リアルタイムレンダラー U-Render の開発終了が発表されました。

倒産によってU-Render の開発が終了

オーストリアに拠点を置く U-RENDER visual technology GmbH の倒産により、リアルタイムレンダラー U-Render の開発が終了されることが発表されました。

Cinema4D用のリアルタイムレンダラープラグイン

U-Renderは、今年に入ってもアップデートが継続的に行われ、先月9月には Maya版プラグインの技術プレビューが公開されていましたが、残念な結果となりました。

リアルタイムレンダラー U-Render の Maya版 技術プレビューをチェック!
2022年9月16日 - U-RENDER visual technology は、リアルタイムレンダラー U-Render Maya版の最新の技術プレビューを...

破産手続きの内容によると、

「非常に好意的な市場からのフィードバックを受け、継続的に開発された製品の市場投入は、2020年初頭の COVID-19 のパンデミックによって急速に影が薄くなり、メディア・アニメ業界の企業は新技術への投資に消極的で、その結果、大きな収益減を招いていた。

2022年初頭から、カナダ、米国、ドイツの2Dおよび3D業界の国際グループと、計画中の会社売却に向けた詳細な交渉を継続的に行っていたが、ウクライナ戦争とそれに伴うエネルギー危機により、関心が抑制された。3D分野の有力企業の株価が大幅に下落し、多くの投資家が様子を見ている。

また、承認された国庫補助金の支払いが、債務者の手元に届いたのは最大6ヶ月遅れ、あるいは現在も未払いとなっています。このため、暫定的な資金調達では、未払いの補助金を補うことができなくなった。出資者が見つかりませんでした。」

という原因となっています。

特別な永久キーを発行

U-Render は今年にサブスクリプションが導入されたばかりでしたが、特別な永久キーを発行する予定で、ソフトウェアを引き続き使用できるようにすると述べています。

投稿時点では、まだ永久キーは発行されていません。詳しくはU-Renderウェブサイトへ


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