2022年10月3日 – Cyberagent は、ゲーム・エンターテイメント事業部からリリースされているUnity用のオープンソース多機能エフェクトシェーダ NOVA Shader Lit版 のリリースを発表しました。
NOVA Shaderとは
NOVA Shaderとは、Unity の Universal Render Pipeline (URP) で使える、Particle System 用の多機能シェーダで、エフェクトを作るときによく使う機能が一つのシェーダにまとめて実装されています。
フローマップ、フリップブック、ディゾルブ、フェード、エミッション、ディストーションなどの機能が利用でき、組み合わせることでさまざまな表現を効率的に作ることが可能です。
NOVA Shader Lit版 がリリース
これまでの NOVA Shader はライティングの反映されない Unlit 版のみで、各種ライトや反射などの影響を受けない仕様となっていました。
今回のリリースでは、新たに Lit 版のシェーダを追加されました。 このシェーダでは物理ベースのシェーディングが行われるため、ライトや反射の影響を受けるエフェクトを作成することができます。
ライティングに関するマテリアルのプロパティおよび実装は、URP のものに合わせてあるので、URP の Lit Shader とも違和感なく併用することが可能です。
ダウンロード
NOVA Shader は、MIT ライセンスの OSS として GitHub 上で公開されています。
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