2022年9月28日(現地時間)- Keentoolsは、 Adobe After Effects 用の3Dオブジェクトのトラッキングプラグイン GeoTracker のベータ版をリリースしました。
GeoTracker for After Effects
GeoTracker が After Effects でも使えるようになりました。
GeoTrackerは、3Dオブジェクトのトラッキング機能を提供するプラグインで、通常モーショントラッキングの専門家チームが必要な作業を、トラッキングのスキルを持たないVFXアーティストが短時間で行えるようになります。
この技術は、After Effectsのユーザーにも提供され、ほぼリアルタイムに3Dオブジェクトをトラッキングすることができ、内蔵ツールのように使用することができます。
主な機能は以下の通りです。
- GeoTrackerは、カスタム3Dモデルを読み込んでトラッキングすることができます。
- 立方体、円柱、平面、球体の4つの3Dプリミティブを内蔵しています。
- トラッキングしたオブジェクトは3Dおよび2DのNullレイヤーとしてエクスポートでき、他のレイヤーとリンクしたり、Element 3D, Cinema 4D、パーティクルジェネレータなどに渡すことができます。
- GeoTrackerは、映像の撮影に使用されたカメラが不明な場合に、カメラの焦点距離を推定することができます。
- ほとんどの場合プラグインは、反射やオクルージョンを気づかないうちに処理しています。難しいケースでは、問題のあるエリアをトラッキングから除外する2Dマスクに対応しています。
リソース
■公式チュートリアル動画
オープンベータについて
GeoTrackerは現在オープンベータ版となっており、安定版をリリースするまでは完全に無料で利用できます。登録不要で、ダウンロード、インストールして利用可能です。
■システム要件
- Adobe After Effects バージョン 18.2 (2021)またはそれ以降
- 64ビット版WindowsまたはmacOS(Intel & Apple Silicon)
GeoTracker を After Effects 用の一流のプラグインにするために、フィードバックを募集しています。
ダウンロードはこちらから
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