2022年9月20日(現地時間) – NVIDIAは、Ada Lovelaceアーキテクチャ採用のデザイナー/クリエイター向け NVIDIA RTX 6000 ワークステーション GPU を発表しました。
Ada 世代 NVIDIA RTX 6000
最新世代のレンダリング、AI、
GPU アーキテクチャである NVIDIA Ada アーキテクチャを搭載した NVIDIA RTX 6000 は、最先端の NVIDIA RTX テクノロジを備えています。特徴は次のとおりです。
- 第 3 世代 RT コア: 前世代の最大 2 倍のスループットで、シェーディングまたはデノイズ機能とレイ トレーシングを同時に実行。
- 第 4 世代 Tensor コア: FP8 データ形式の拡張サポートにより、前世代より最大 2 倍高速な AI トレーニング パフォーマンスを実現。
- CUDA コア: 前世代と比較して、単精度浮動小数点スループットが最大 2 倍向上。
- GPU メモリ: 48 GB の GDDR6 メモリを搭載し、最大規模の 3D モデル、レンダリング画像、シミュレーション、AI データセットの処理が可能。
- 仮想化: 複数の高性能仮想ワークステーション インスタンス用の NVIDIA 仮想 GPU (vGPU) ソフトウェアをサポートし、リモート ユーザーがリソースを共有し、ハイエンドのデザイン、AI、
およびコンピューティングのワークロードを実現。 - XR: 前世代の 3 倍のビデオ エンコーディング パフォーマンスを備え、NVIDIA CloudXR を使用して複数の XR セッションを同時にストリーミング可能。
NVIDIA RTX 6000 クイック スペック | |
---|---|
GPU メモリ | エラー訂正コード (ECC) を備えた 48 GB GDDR6 |
ディスプレイ ポート | 4x DisplayPort 1.4* |
最大消費電力 | 300W |
グラフィックバス | PCIe Gen 4 x 16 |
フォームファクタ | 4.4インチ (高さ) x 10.5インチ (長さ) デュアルスロット |
サーマルソリューション | アクティブ |
vGPU ソフトウェアのサポート** | NVIDIA vPC/vApps、NVIDIA RTX 仮想ワークステーション |
サポートされる vGPU プロファイル | 仮想 GPU ライセンス ガイドを参照。 |
VR対応 | 〇 |
業界の声
グローバル リーダーたちは NVIDIA RTX 6000 について、それぞれ以下のように述べています。
Fox Sports のフィールド オペレーション担当シニア バイス プレジデントであるマイケル デイビス (Michael Davies) 氏は、次のように話しています。
「NVIDIA のプロフェッショナル GPU は、AI を活用したフェイシャル アニメーションでゲームの伝説を生き返らせ、
我々は世界中の野球ファンに他に類を見ない体験を提供できました 。RTX 6000 が提供する驚異的なグラフィックスと AI パフォーマンスを利用できることを嬉しく思います。ライブ スポーツ放送の次世代を体現するのに役立つでしょう」
Grass Valleyの CEO、アンドリュー クロス (Andrew Cross) 氏は、次のように話しています。
「放送局では、
次世代のテレビ局の構築するために、 ソフトウェアとコンピューティングの採用が進んでいます。 新しいワークステーション GPU は真に革新的であり、パフォーマンスが 300% 以上に向上し、 ビデオの品質と制作物の価値を向上させることができます」
Ansys のフェロー兼 HPC センター オブ エクセレンス リードの ディパンカー チョウドリー (Dipankar Choudhury) 氏は、次のように話しています。
「新しい NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャにより、設計者とエンジニアは、エンジニアリング シミュレーションの限界を押し広げ続けることができます。RTX 6000 GPU のより大きな L2 キャッシュ、次世代コアの数とパフォーマンスの大幅な増加、
およびメモリ帯域幅の増加により、幅広い Ansys アプリケーション ポートフォリオのパフォーマンスが大幅に向上するでしょう」
発売時期
NVIDIA RTX 6000 ワークステーション GPU は、12 月に世界のパートナー から販売される予定です。
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