Blender ジオメトリノードを使用した雨ジェネレータ Rain Generator

アセット

2022年9月15日(現地時間) – Antoine Bagattini 氏は、ジオメトリノードベースの雨のジェネレータ 『Rain Generator』をリリースしました。

Rain generator

この Rain generator を使用すると、詳細な雨のシーン、リアルな水しぶきや、視覚的に正確な衝突や風を高いパフォーマンスで生成することができます。

主な機能

  • 雨の密度と速度のコントロール。
  • 雨の高さのコントロール。
  • 水しぶきの密度とスケールの制御。
  • 風。
  • 衝突(飛沫は表面の角度によって向きを変える)。
  • ターゲットとしてコレクションを使用する。
  • 1つのデフォルトの水シェーダー。
  • デモシーン。

この製品は、ジェネレータ(Geometry Nodes Setup)を含むブレンドファイルです。サーフェスによって、Rain Generatorを調整する必要があるため、このファイルには、いくつかのサーフェス(2m², 5m², 10m², 20m², 50m², 100m²)用にあらかじめ構成されたジェネレーターが含まれています。

デフォルトでは、雨のジェネレーターは提供されたファイル内の平面に割り当てられていますが任意のメッシュやサーフェスを自由に割り当てることが可能です。

また、このジェネレータは、与えられたメッシュのジオメトリに基づいて、大量のポイントを高いパフォーマンスで生成するように設計されていますが、お使いのシステム、割り当てられた領域、ポイントの量によって、ジェネレーターがリアルタイムで表示可能な場合とそうでない場合があることに注意してください。

使用方法

  1. ノードツリーであるため、正しく使用するためにはBlenderの基本的な知識が必要とされています。
  2. ジェネレータをアペンドする(オブジェクトをアペンドするか、ノードツリーだけをアペンドします)。
  3. コレクションをセットアップするか、メッシュにジェネレータを追加してください。
  4. ジェネレータは、モディファイアスタックで編集できます。
  5. 雨の表面は、メッシュの表面をベースにしています。
  6. BagaPie Modifier V8 [Free]をお持ちの場合は、”BagaPie Freindly “バージョンを追加することが推奨されています。モディファイアがオブジェクト/ターゲットに追加されると、Nパネルに表示されます(以下のデモを参照)。

■設定の相互依存性について

設定には相互依存性があり、互いに影響しあう可能性があります。雨の設定は次の順序で行うことが推奨されています。

  1. Cloud Height|雨が降り始める高さ。(水しぶきの高さに影響されます。)
  2. Rain Quantity|降る雨の総量です。雨の量が少ないと、アニメーションの途中で雨が降り止むことがあります。量を増やすとアニメーションが長くなります。
  3. Density|同時に降る雨の量です。(速度に影響されます)
  4. Speed|雨が降る速度。
  5. Rain/Splash Ratio|水しぶきを加速して雨を遅くするか、またはその逆にします。(Speedに影響されます)

制限事項

  • アニメーション|設定は物理的に正確ではなく、見栄えの良い雨を提供するのみです。また、複雑な衝突は発生しません。
  • モーションブラー|モーションブラーの計算時間はパーティクルの数によって指数関数的に増加します。雨でモーションブラーをレンダリングすることはできません。

価格とシステム要件

Rain Generatorは、Blender 3.2以降で利用できます。

価格は9ユーロとなっています。


Rain Generator Gumroad ページへ

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました