AIで画像にライトを追加できる ClipDrop Image Relight

CGソフト

2022年9月7日(現地時間) – init ML は、AIで写真にライトを追加できる ClipDrop Image Relight をリリースしました。

ClipDrop について

ClipDropは、フランスに拠点を置く init ML による人工知能を搭載した、クリエイターのためのアプリ、プラグイン、リソースのエコシステムです。背景を除去、ペイントしたオブジェクトを除去するクリーンアップ、アップスケーリングといったAIを活用したツールをウェブベースのアプリとして提供しています。

AIツールは、Web、iOS/Androidアプリ、PhotoshopやFigmaのプラグインとして利用することが可能です。また、アプリに数分で統合するためのAPIも提供されています。

ClipDrop は、標準解像度(最大1024x1024px)では無料で使用することができます。9ドル/月または60ドル/年の ClipDrop Pro では、すべての製品、iOSおよびAndroidアプリ&プラグイン(Photoshop & Figma)で解像度の制限が解除されます。

より詳しい情報はこちらから

新しく Image Relight 機能が追加

ClipDrop に新しく画像リライトAIアプリ Image Relight が追加されました。このアプリでは、画像にライトをリアルタイムで適用することができます。

Image Relightの機能は以下の通りです。

  • 新しい光源を追加する
  • 光源の色、強さ、位置の変更
  • 画像を明るくする(または暗くする)
  • 背景を削除する(ClipDrop Background Removerのおかげです)
  • 前景のみ、または背景のみの再照明
  • 画像全体を再照明する

このリライト機能は、画像から推定された深度マップと表面法線を利用しています。深度マップは、画像内の各ピクセルがどれだけ遠くにあるか、または近くにあるかという情報を含むグレースケール画像です。表面法線マップは、各画素の法線ベクトルをR(赤)、G(緑)、B(青)チャンネルで符号化した画像ピクセルをどのように照らすべきかを決定するのに重要な画像です。ClipDropの独自の推定モデルによりこれらの画像を推定し Image Relight が実現されています。

より詳しい技術的な情報についてはこちらで説明されています。

Image Relightは、上記で紹介した他の製品と同様に、標準解像度(最大1024x1024px)では無料で使用することができます。こちらのページから試してみることが可能です。

9ドル/月または60ドル/年の ClipDrop Pro では、すべての製品、iOSおよびAndroidアプリ&プラグイン(Photoshop & Figma)で解像度の制限が解除されます。


ClipDrop ウェブサイトへ

Introducing Image Relight

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