Artichoke氏による無料 Blender アドオン IVYPEN の紹介です。
IVYPEN
このアドオンでは、ペンツールで描画してオブジェクトにツタを追加することができます。ジオメトリノードを使用しているようで、使用するには Blender3.3 以上が必要です。
上記の動画で確認できるように、ツタを追加したいオブジェクトを選択し、N-パネルからツタの作成をクリックすることで、Blenderが自動的に編集モードになり、ペンツールで描画できるようになります。ツタはカスタマイズ可能なパラメータで自由に密度などをコントロールすることが可能です。
■パラメータについて
- Object:ツタが登っているオブジェクト。
- Leaf:アドオンでは、ツタの葉のテクスチャが提供されていますが、自分のものも追加することができます。ただ、インスタンスがぐちゃぐちゃにならないように、その原点を適切な場所に置き、適切な回転とスケールを使用するように注意してください。また、それはコレクションである必要があります。
- Density branches:ツタが持つ枝の数 (注意:密度が高いと計算が多くなるので、Blenderがクラッシュする可能性があります。このパラメータを増やすときは注意してください)
- Density leaf:ツタの葉の数 (注意: 密度が高いと計算が多くなるので、Blenderがクラッシュする可能性があります。このパラメータを増やしたときは注意してください。)
- Extension branches:枝をどれだけ元のカーブに近づけるか。
- Max/min size leaf:葉の最大/最小サイズを指定します。
- Radius branches:枝の半径を指定します。
- Ivy trim:0 から 1 まで、カーブの長さに達するまでツタを刈り込むことができます。
- Scale/amplitude noise:枝のない場所がどのくらい小さいか大きいかをコントロールします。
- Remesh inflation:このプロシージャルの設定をあらゆる種類のジオメトリ(単純な立方体からフォトスキャンメッシュまで)で使用できるようにするため、ジオメトリノードの設定内でリメッシュが行われます。このパラメータはリメッシュを微調整し、ジオメトリに適応させることができます。例えば、ツタがツタから遠すぎる場合や、ツタが表示されないような場合に有効です。
■将来のバージョンについて
将来のバージョンには、以下のようなものが含まれる可能性があります。
- 最適化の改善(おそらく、Blender の次期バージョンに搭載される新しいノードを使用)。
- 新しいジオメトリを持つ新しい種類の垂れ下がる植物(垂れ下がる枝や、異なるオブジェクト間の接続など)。
- プロシージャルな風
ダウンロード
IVYPEN は、Blender 3.3 +で利用できます。
無料のダウンロードはこちらから
コメント