2022年8月25日(現地時間)- Sitni Satiは、流体シミュレーションシステムの最新アップデートとなる 3ds max 用 FumeFX 6 のパブリックベータ版をリリースしました。
FumeFXについて
FumeFXは、「Dr. Strange」「Thor」「Flash」「Suckerpunch」「Skyline」「2012」「Percy Jackson and the Olympians」「X-Men: Wolverine」「Iron Man」「Armagedon」「 Matrix Reloaded」などのゲーム映画や大ヒット映画など、幅広いビジュアルエフェクトの作成に使用されてきた実績のある流体力学シミュレーションシステムです。
3ds max、Maya、Cinema 4D用の流体力学とビジュアルエフェクトツールの開発を専門とするソフトウェア会社 Sitni Sati によって開発されています。
FumeFX 6 のパブリックベータ
FumeFX 6 では、NodeWorksと呼ばれるノードシステムが導入され、これまでで最もエキサイティングなFumeFXのリリースになるとされています。
FumeFX 6 NodeWorksは、パーティクル、クロス、リジッドボディダイナミクス、ソフトボディダイナミクス、フラクチャジオメトリの作成、カスタムボクセルベースフィールドの生成、FumeFXシミュレーションへのソースとコリジョンオブジェクトの直接適用、各ボクセルデータへのアクセスによるシミュレーションなどの完全制御が可能なノードベースのエディタです。このベータ版では130以上のノードが利用可能です。
以下のビデオでは、NodeWorksの基本的な機能をシンプルなパーティクルシステムのセットアップで説明しています。
ダウンロードとライセンスについて
FumeFX 6 パブリックベータは、3ds max 2019 – 2023で利用できます。
現在、3ds max 用 FumeFX 6 ベータ版は誰でも利用でき、2022年12月31日まで有効な無料かつフル機能の商用ライセンスとして提供されています。つまりこのベータ期間中、学習、非商用プロジェクト、大規模なスタジオでの大ヒット映画プロジェクト用として、無料で使用することが可能です。
ダウンロードは、登録ユーザーのみ閲覧可能なFumeFX 6.0パブリックベータフォーラムから可能です。
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