カスタムボケやレンズの汚れを簡単に追加できる Blender アドオン 『Cam-FX』

プラグイン

2022年7月31日(現地時間)- Bproduction は、新しい Blender アドオン Cam-FX をリリースしました。

Cam-FX について

Cam-FXは、カスタムボケやレンズの汚れを簡単に追加することができる Bproduction の新しいBlenderアドオンです。Cam-FXはCyclesでのみ動作し、経験豊富なBlenderユーザーのためのプロフェッショナルなツールとされています。

このツールには、現在120のボケのテクスチャが含まれており、パネルからボケを設定し、カスタマイズすることで、3Dシーンをよりリアルに演出することができます。

ボケ

Bokeという用語は、日本語で文字通り「ぼけ」を意味し、映画、写真、コンピュータグラフィックス業界で、深度ぼけのこれらの特殊な特性を説明するために導入されました。ボケは、主にカメラのレンズの形状によって決まります。

絞り羽根が少ないレンズは四角いハイライトを作り、絞り羽根が多いレンズは丸いハイライトを作る傾向があります。Cam-FXでは、カスタムアパーチャー(Aperture)マップにより、全く新しい絞り設計の可能性が広がります。例えば、ハート、音符、雪の結晶の形をした絞りを簡単に作成し、あらゆる画像に適用することができます。

レンズの汚れ

シーンの光源の周りに凹凸をつけることで、ホコリのついたレンズをシミュレートすることができます。

どのように動作するか

ボケは通常、現実世界の広角レンズでは背景をあまりぼかすことができないので、80mmからの長いカメラレンズで機能します。

80mm以上の大きな焦点距離を使用し、低い絞り(F値)、Blenderでは0.1から2の間)の設定により、背景と前景の美しいボケを得ることができます。

絞りの形状がボケの形状を決定します。Cam-FXは、3Dレンダリングをカスタマイズするために、多数のボケを提供しています。

すべてのボケ形状とレンズの汚れテクスチャはこちらの製品ページで確認できます。

Blenderデフォルトボケとの比較

Blenderではボケを追加することができますが、レンダリングが均質になりすぎてしまいます。Cam-FXでは、豊富なボケのカタログからカスタムボケのテクスチャを選んで追加し、背景を美しく、ユニークに演出することができます。

価格とシステム要件

Cam-FXは、Blender 3.0, 3.1, 3.2 の Cycles で動作します。

価格は29ドルです。

セール情報

期限は不明ですが、Cam-FXを25パーセントオフで購入できる発売記念クーポンが配布されています。

クーポンコード:CAMFX25


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