デスクトップ用グラフィックスカード Intel Arc A750 のベンチマークが公開

PC関連

2022年7月15日(現地時間)- Intel は、デスクトップ用ディスクリート GPU Intel Arc A750 のパフォーマンスを公開しました。

パフォーマンスについて

動画では、以下のようなベンチマークの結果が示されており、 Intel Arc A750は、Nvidia GeForce RTX 3060 と比較して最大17%高速となっています。

ここに示すパフォーマンス結果は、Intel Arc™ と Alchemist アーキテクチャと非常に相性の良いゲームのごく一部から得られたものとされており、すべてのゲームがこのような結果を示すとは断言できませんが、適切なソフトウェアとエンジニアリングの実現により、Intel Arc A シリーズのカードがどのような能力を発揮できるかを示しています。

Intelは夏の終わりのグローバルな製品の発売に向け、ゲーミング コミュニティや愛好家、Arc の弧に興味を持つすべての人に、性能、互換性、パートナー、テクノロジーなどをブログ、ビデオ、インタビュー、ソーシャルメディアなどで共有する予定のようです。

1週間程前には、Intel Arc A380 でモンスターハンター Rise: Sunbreak をプレイするキャプチャ映像が公開されています。

Intel® Arc™ A750 Graphics Performance Preview

VRR、HDR、HDMIについて

2022年7月27日(現地時間)- Intel® Arc™ GPU の全ファミリーの可変リフレッシュ・レート、HDR、およびサポートされる HDMI 規格に関する情報が公開されました。ぱっと見、消された動画が再アップロードされたのかと思いましたが違う内容でした。動画では、『Death Stranding: Director’s Cut 』を使用したデモが行われています。

VRR(可変リフレッシュ・レート)とAdaptive Sync(アダプティブ・シンク)

VRRは、モニターのリフレッシュレートとGPUのレンダリングレートを同期させ、ゲーム体験からテアリングやスタッターを軽減します。上記のデモでは、Intel Arc A750カードで80~100 FPSの間でゲームが動作しています。

変化するフレームレートは、VRRを使用してAcer 4K 120Hzスクリーンと同期し、画面のテアリングを抑えるためにリフレッシュレートを継続的に調整します。

adaptive sync認証を受けたディスプレイであれば、Intel Arcグラフィックスと同様に動作するはずですが、Intel Arc A700カードファミリーの発売時に素晴らしい体験ができるように、100台以上のトップVRRディスプレイで検証を進めているとのことです。

HDR

ディスプレイ技術における最近の改良点の1つで、視覚的な忠実度とゲーム体験に大きな影響を与えるHDRも重要です。Alienware HDR QD OLED モニターで同じゲームを実行すると、Intel Arc プラットフォームで HDR がいかに素晴らしいものであるかがわかるとIntelは述べています。

これをバーチャルなデモの上で実証するのは難しいので、Intelは「advanced HDR testing device」(コードネームAllyn)を活用して、HDRが期待通りに機能していることを強調し、検証しています。

HDMI

AシリーズのGPUはHDMI 2.0をネイティブにサポートしており、パートナーやOEMは、DisplayPortをHDMI 2.1に変換するPCONを統合することによって、HDMI 2.1のサポートを構築することができます。Intelブランドの限定版カード(A750とA770の両方)は、この方法によってHDMI 2.1をサポートします。その他のアドインカードやノートパソコンでも、内蔵されていればサポートされます。

今回の追加情報は以上となります。

価格は、まだ公開されていませんがリークによると、Intel Arc A750は279~349ドル、Arc A380は125~149ドルとなるとされているようです。

また、続報があれば紹介したいと思います。


Talking VRR, HDR, and HDMI on Intel® Arc™ Graphics

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