2022年6月16日 – Live2Dは、2Dアニメーション作成ツールの最新アップデート Cubism 4.2 をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースは、大型アップデートということでブレンドシェイプ、乗算色・スクリーン色、メッシュ編集の強化など多くの新機能の追加や機能強化が行われています。
上記の動画①では以下の新機能が紹介されています。
■ブレンドシェイプ
この機能では、ブレンドシェイプ用のパラメータを作成してオブジェクトの形状に差分を加算することができます。表情変化などの細かな動きを差分として作成できるため、パラメータの掛け合わせの数を気にせずにモデリングができます。
■メッシュ編集の強化
メッシュ編集モードに、ミラー編集機能が追加されました。左右対称に頂点を追加して、メッシュを効率よく作ることができます。
■フォームの特殊な貼り付け
フォームの貼り付けを行うときに、貼り付けるプロパティを選択できる便利な機能が追加されました。
アートメッシュの頂点情報や、不透明度、描画順、アートパスの線幅などの任意のプロパティだけを貼り付けることが可能です。
■「四隅のフォームを自動生成」の強化
四隅のフォームを自動生成の機能に[上書きするキー]の設定が追加されました。
基準とするパラメータ値をデフォルト値かパラメータの中央で選択できます。
また、上書きするキーも選択可能になりました。
■ショートカット設定ダイアログの改善
ショートカット設定ダイアログのUIを一新し、検索しやすくなりました。
探したいショートカットキーを、カテゴリーからグループを選択、または「検索」から文字を入力できます。
上記の動画②では以下の新機能が紹介されています。
■乗算色・スクリーン色
オブジェクトに指定した色を乗算色やスクリーン色で合成できる便利な機能が追加されました。キーフォームとして補間できるため、動きに合わせて色を変化させることができます。
■パラメータブックマーク
パラメータブックマークは、アニメーションの工程で、モデルを右クリックした位置に関連するパラメータをポップアップ表示する機能です。パラメータが多いモデルでも、表示したいパラメータを絞り込み、効率的にアニメーション制作ができるようになります。
■組み込み用モデルトラック
組み込み用モデルをトラックとしてシーンにインポートすることができるようになりました。
組み込み用モデルをタイムラインに読み込んでアニメーションを作成することができます。
■フリーズ
フリーズは、タイムラインパレット上で特定のプロパティを止めて、モーションや位置などを確認できる便利な機能です。
■タブの強化
モデル、アニメーションなど、タブごとのパラメータの見え方の違いを比較する際に便利な機能が追加されました。
・すべてのビューの表示位置を合わせる
・前のタブに切り替え / 次のタブに切り替え
■ランダムポーズの強化
ランダムポーズで動かすパラメータを選択する機能が追加されました。[ランダムポーズメニュー]→[設定]→[ランダムポーズ設定]から変更可能です。
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
その他のアップデート
今回のCubism 4.2のリリースに合わせて以下のSDKとViewerのベータ版のアップデートもリリースされています。
■Cubism 4 SDK for (Unity/Web/Native) R5 beta3
【更新内容:機能改善】
物理演算の結果がSDKのFPSによって変化する現象が解消。SDKの実行環境によらずEditorで設定した通りの物理演算
更新履歴の確認はこちらから(Unity / Web / Native)
ダウンロードはこちらから
■Cubism 4 Viewer for Unity 1.4.7 beta3
【更新内容:機能追加】
Cubism SDK for Unity R5 beta3 に対応。それにともない、
詳しい更新内容はこちらから
ダウンロードはこちらから
価格とシステム要件
- 単月プラン:¥2,288(税込)/月
- 年間プラン:1年目¥15,708(税込)/年(1ヶ月あたり ¥1,309(税込))2年目から割引が適用。
- 3年間プラン:¥40,392(税込)/3年
- 単月プラン:¥10,582(税込)/月
- 年間プラン:1年目¥72,600(税込)/年(1ヶ月あたり ¥6,050(税込))2年目から割引が適用。
- 3年間プラン:¥40,392(税込)/3年
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