Unreal Engineで WParallax のインテリアテクスチャが利用可能になる Interior Mapping Shader の紹介です。
WParallaxについて
WParallax は、視差を利用して1つのポリゴンをリアルなインテリアに見せることができるParallax OSLという手法で使用できるインテリアマップやそれが含まれたシーンを販売しています。この手法はJulius Ihle氏の作成したOSL、JIWindowboxをベースとしています。
視差エフェクトは、ビデオゲームでシーンのパフォーマンスを最適化するためによく使用されていますが、Archvizでも利用可能です。
wParallaxの使用は、プラグインを必要としませんが、ソフトウェア/レンダーエンジンにOSL(オープンシェーディング言語)が必要です。特に3ds Max Vray/Corona Renderersを使用するArchvizコミュニティのために作られましたが、他のソフトウェアでも動作可能となっています。
より詳しい情報はこちらから
Interior Mapping Shader
2022年4月24日 – Marko Margeta氏は、 WParallax の cross-layout-cubemapに対応した Unreal Engine用の Interior Mapping Shader を無料で公開しました。
Interior Mapping Shader は、UE のネイティブインテリアマッピングシェーダー(lon-lat-layout-cubemap テクスチャーベース)の代わりとなる、WParallax のcross-layout-cubemapに基づいたインテリアマッピングシェーダーです。
WParallax (https://wparallax.com/)のテクスチャで動作するように命名規則と設定が調整されており。Julius Ihle氏ののOSL-shaderをベースに、機能が追加、拡張されています。パッケージには、WParallaxが提供する4つのテクスチャサンプル(3k日、1k夜)も含まれています。
以下の動画で使用方法を確認できます。
基本的に、テクスチャは今までWParallaxで販売されてきたものが利用できると思いますが、2022年5月10日よりUnrealEngine マーケットプレイスでも販売が開始しています。もちろん規則にしたがって自分でテクスチャを作成することもできます。
Interior Mapping Shader のダウンロードはこちらから
コメント