2022年5月10日 – Adobeは、Photoshopの2022年5月リリース、デスクトップ版 Photoshop 23.3.2、 iPad 版 Photoshop 3.6、Fresco 3.6をリリースしました。
Photoshop デスクトップ版
デスクトップ版 Photoshop 23.3.2 はユーザーから報告された問題の修正パフォーマンスの強化が行われています。詳細はこちらから
Photoshop ベータ版がSubstanceファイルをサポート
最新の Photoshop のベータ版では、Substanceファイルがサポートされるようになりました。パラメーターだけでなく、照明構成も付属しているとのことです。
Big news: #Photoshop (beta version) now supports Substance files, & it comes with parameters, but also lighting configuration!
Can’t wait to see how you will take advantage of the Substance materials & filters within Photoshop!#graphicdesign #graphicdesigner #digitalart #art pic.twitter.com/TpwS8PZH0k
— Adobe Substance 3D (@Substance3D) May 13, 2022
ベータ版にアクセスするには、Creative Cloud デスクトップアプリケーションで、アプリパネルの左サイドバーで、「ベータ版アプリケーション」を選択し、ベータ版アプリケーションの「インストール」を選択します。ベータ版ビルドはリリース版のアプリと共存できます。
ベータ版に関しての詳しい情報はこちらから
Photoshop iPad 版
Content awere fill (コンテンツによる塗り)
Photoshop デスクトップ版の機能である「コンテンツによる塗り」がクイックアクションとして iPad で使用できるようになりました。この機能を利用するとシングルタップで、画像をすばやく修復したり改善できます。
コンテンツによる塗りのクイックアクションには、アクティブな選択範囲プロパティバー、塗りつぶしツール/アクション、または レイヤープロパティ/クイックアクションドロップダウンからアクセスできます。
Fresco
自動選択ツール
Frescoの自動選択ツール(Magic Wand)は、PhotoshopやIllustratorと同様に、色やトーンが似ている部分を自動的に選択することができる選択ツールです。カラーマージンスライダーを上下に動かして、選択する色の範囲を動的に微調整できます。
ゆがみツール
ゆがみツール(Liquify)は、デザインの微調整や変形に使用することができます。Photoshop でもおなじみの、ワープ、スムーズ、うねり、収縮および膨張ツールを使用して領域を変形することが可能です。。ゆがみツールは変形ツール内に表示されます。
モーションフレームの不透明度コントロール
モーションフレームごとに不透明度を設定する新しいコントロールで、モーションフレームの不透明度を個別に調整し、フェードイン・フェードアウトの効果を簡単にコントロールできるようになりました。選択したフレームをタップし、フレームアクションの「フレームの不透明度」スライダーを使用します。
モーションパスの変形
Fresco のモーションレイヤ、関連するモーションコンテンツ、モーションフレームやパスは、変形ツールを使って簡単に移動、サイズ変更、回転できるようになりました。
「パス」バーをタップして、パスアクションから「パスを変形」を選択することで使用することができます。
価格とシステム要件
デスクトップ版 Photoshop
デスクトップ版Photoshopは、現在Windows 10(64 ビット)バージョン 1909 以降、macOS Catalina(バージョン 10.15)以降で利用できます。詳しいシステム要件の確認はこちらから
PhotoShopの価格はサブスクリプション形式で、単体プランが2,728 円/月 (税込)です。フォトプラン 1,078 円/月 (税込)やコンプリートプラン 6,248 円/月 (税込)にも含まれています。
デスクトップ版PhotoShopにはiPad版のライセンスも付属しています。また、単体プランではAdobeFrescoプレミアム版も利用できます。
価格の確認はこちらから
iPad 版 Photoshop
iPad 版 Photoshopは、iPadOS(14.0)以降で利用できます。詳しいシステム要件はこちらから
価格は1か月間の無料期間後1080円/月または8600円/年となります。
アプリストアから Photoshop iPad 版のサブスクリプションを購入すると、Photoshop iPad 版とAdobe Fresco プレミアム版の両方にアクセスできます。
また、iPad 版 Photoshopは、1600円/月または15800円/年のアドビデザインモバイルバンドルにも含まれています。
Fresco
Frescoは、Windows 10 バージョン 1903 以降、iPadとiPhoneのサポート対象デバイスで使用できます。詳しいシステム要件はこちらから
Frescoは無料から使用でき、100GBのストレージやすべてのブラシが利用できるプレミアム版は、1080円/月となります。
また、新しい低価格の年間サブスクリプションプランが登場しています。新しい Fresco プランの価格は、1,150円/年、Fresco のプレミアムブラシ、シェイプ、Adobe Fonts、および 5GB の Creative Cloud ストレージにアクセス可能です。
プレミアム版は1600円/月または15800円/年のアドビデザインモバイルバンドルにも含まれています。
価格オプションをまとめるとは以下のようになっています。
- Fresco:1,150円/年
- Fresco + Ps on iPad:1,080円/月
- Adobe Design Mobile Bundle:1,600円/月
- Fresco + Ps on iPad:8,900円/年
- Adobe Design Mobile Bundle:15,800円/年
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