2022年4月26日(現地時間) – U-RENDER visual technology は、Cinema4D用のリアルタイムレンダラープラグインの最新アップデート U-Render 2022.4 をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースでは、ノンフォトリアリスティックレンダリング(NPR)、スクリーンスペースグローバルイルミネーション(SSGI)、マルチマテリアル、シャープフィルター、使いやすいインストーラー、新しいアセットライブラリ、ワークフロー全体の改善などがされています。
ノンフォトリアリスティックレンダリング(NPR)
NPRは、デジタルアートの多様な表現スタイルを可能にすることに重点を置いています。これにより、アニメのシェーディングのように、よりスタイルライズされたシーンを作成することができます。
最初のバージョンでは、カラーグラデーション、スペキュラリティ、エミッシブ、リムライト、ノーマル/バンプ、マスク、ディスプレースメント、オーバーライトラインなどの機能が提供されています。マテリアルごとにライン設定を調整し、シーン内の各オブジェクトに異なるスタイルを適用することが可能です。
リリース2022.4は、最初のNPRバージョンの実装となりますが、次のフェーズはすでに開発が進められているとのことです。
スクリーンスペースグローバルイルミネーション(SSGI)
スクリーンスペースグローバルイルミネーション(SSGI)がサポートされ、スクリーンビューエリア内に間接照明を追加して、よりリアルな照明環境を作り出すことが可能となりました。
マルチマテリアル
クローンオブジェクトに複数のマテリアルを適用することができるようになりました。この機能により、多数のマテリアルを管理する必要があるクローンオブジェクトの作業時間を短縮することができます。
その他
- 新しいアセットライブラリ:新しいアセットライブラリで利用できるアセットがダウンロード可能になりました。ダウンロードはこちらから
- シャープネス・フィルター:細部を表現する必要があるプリントレンダリングに役立ちます。DOFとの組み合わせにより、シャープ化フィルタは、フォーカスされたエリアをよりリアルに、目を引くような効果に仕上げます。
- Cinema 4D S26のサポート
- インストーラーの改善
その他すべてのアップデート内容の確認と最新版のダウンロードはこちらから
Maya&macOSサポートのスニークピークが公開
以前からロードマップで予定されていたMaya版のプラグインと用のU-Renderのスニークピーク動画、技術プレビューが公開されました。2020年に紹介したロードマップからだいぶ予定は遅れていますが、開発は順調に進んでいるようです。
また、今後リアルタイムレイトレーシング機能の実装なども予定され提案す。
価格とシステム要件
Windows10 64ビット、Cinema 4D R20以降で動作します。より詳しいシステム要件はこちらから
ライセンスに変更があり、サブスクリプションモデルへと移行しました。2022年4月25日以降、U-Renderの永久ライセンスは販売されなくなります。U-Renderでサポートされているホストアプリケーションは、すでにサブスクリプションライセンスに移行しており、永久ライセンスでは、U-Renderがホストアプリケーションと同期しなくなります。サブスクリプションに移行しない場合、U-Renderライセンスは、メンテナンスの有効期限が切れる前に公開された最後のバージョンに制限されます。
サブスクリプションの価格は、38,635円/年です。
既存のユーザーには6か月の価格で12か月のサブスクリプションが提供されています。購入する場合は、次のコードを注文プロセスで入力してください。
プロモーションコード:U-RENDER-PAY-6-GET-12
※このプロモーションは2022年6月30日まで有効です
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