2022年4月19日(現地時間)- BORIS FX は、平面モーショントラッキング&マスキングツールの最新アップデート Mocha Pro 2022.5 をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースでは、トラックモジュールの新しいプリプロセッシングコントロール、レンズキャリブレーションの改善、新しいサーフェスコントロールなどの新機能があります。
平面トラッキングの改良
Trackモジュールに新しいプリプロセッシングが追加されました。新しいプリプロセッシングコントロールは、ソースクリップにフィルタを適用することで、トラッキングの前に、トラッキング前にガンマ、コントラスト、ブラー、シャープ、ノイズ除去、などのフィルタリングオプションを選択したり、フリッカーを除去することができます。
レンズモジュールの改良
レンズモジュールがアップデートされ、オープンスプラインによるスプラインベースのキャリブレーションをサポートするようになりました。トラッキング、ロト、インサート、リムーブを改善するために、レンズの歪みを除去したり、合わせたりすることができます。
また、レンズキャリブレーションは、レンズ設定を保存することができるようになりました。保存したモカレンズデータはインポートして再び利用することができます。
新しいサーフェスコントロール
右クリックでサーフェスのアスペクト、アライメント、可視性を設定し、正確に配置できるようになりました。
その他
■Apple M1 の改善
:Mocha の Gstreamer サポートがアップデートされ、最新の Apple シリコン ハードウェアをサポートし、ビデオのインポート/エクスポートが高速化されました。
■インターフェイスの改善:
- ビューアに新しいガンマと輝度コントロールが追加されました。
- ズームスクロール – マウススクロールでキャンバスをズームできます。
■360/VRの改善
:地平線の安定化、直下パッチ、ロトスコープを含むモノラルとステレオスコピック球体ビデオのワークフローを改善するための複数の修正。
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
価格とシステム要件
Mocha Pro 2022.5は、64ビットIntel版macOS 10.14または10.15、Apple M1 arm64版10.15+、Windows 8, 8.1, 10, 11(x64版)Linux Red Hat Enterprise Linux 7-8、CentOS 7-8、または互換性のあるディストリビューション(x86_64)で動作するスタンドアロンアプリケーションまたはAdobe After Effects & Premiere Pro、Avid Media Composer、Foundry Nuke、Blackmagic Design、VEGAS Pro、HitFilmなどのプラグインとして利用可能です。
より詳しいシステム要件はこちらから
Adobe、Avid、OFXプラグインの永久ライセンス価格は695ドル、サブスクリプションは 37ドル/月 または 295ドル/年 。
マルチホストプラグインの永久ライセンス価格は995ドル、サブスクリプションは 50ドル/月 または 395ドル/年 。
スタンドアロン版+マルチホストプラグインの永久ライセンス価格は1495ドル、サブスクリプションは 75ドル/月 または 595ドル/年 です。
現在サブスクリプションまたはアップグレード&サポートプランを利用中の方は、Mocha Pro 2022.5 を無料でアップデートすることができます。
Mocha Pro 2022.5 のインストーラのダウンロードはこちらから
セール情報
現在NABセールが行われており、25%オフで購入可能です。
期間は2022年04月29日PDTまで、日本時間では2022年04月30日までとなります。
コメント