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Redshift 3.5 がリリース、Redshift CPU、新しいスタンダードマテリアル、RedshiftRTアップデートなど

プラグイン

2022年4月21日 – Maxonは、GPUアクセラレーションによるバイアスレンダラーの最新アップデート Redshift 3.5 をリリースしました。

新機能ハイライト

Redshift 3.5では、新しいスタンダードマテリアル、マルチスキャッターエネルギー保存によるフォトリアリズムの向上、D’Eon Lambert Sphereラフネスモデル、遊色効果マテリアル用の薄膜、ボリュームのモーションブラーの改善などの新機能があります。また最近のアップデートでは、RedshiftRTの機能強化もされています。

最近のアップデートも含めて以下の動画で確認することができます。

Redshift CPU(XPU)

Redshift CPU+GPUハイブリッドレンダリングが可能となりました。初期リリースということで、CPUのみとハイブリッドモードの両方において、パフォーマンスには改善の余地が多く残されており、これからさらに機能を追加し、パフォーマンスを向上させていくことになります。

現在、優れた GPU を使用している場合、何の利点もないか、あるいはレンダリングが遅くなることがあります。ハイエンドGPUを使用していはい場合ハイブリッドモードの恩恵を受けられる可能性があるとのことです。

新しいスタンダードマテリアル

Redshiftのスタンダードサーフェスは、直感的な操作で驚異的なリアリズムを実現するとされています。このマテリアルは、AutodeskStandardSurfaceにインスパイアされて作成されたとのことです。

シンプルな業界標準のパラメータでサーフェスを作成し、他のレンダリングシステムからのマテリアルを簡単に変換できます。

マルチスキャッターエネルギー保存によるフォトリアリズムの向上

荒い表面ではエネルギー損失が起こり実際より暗くレンダリングされてしまいますが、多重散乱Microfacet Roughnessをエミュレートすることでその品質が向上しました。

Before imageAfter image

エネルギー損失の問題についてはこちらから

遊色効果マテリアル用の薄膜

これは”A Practical Extension to Microfacet Theory for Modeling of Varying Iridescence “に基づいた機能です。皮革の外観を再現することなどに使用することができます。

D’Eon Lambert Sphereラフネスモデル

これは、論文 “An Analytic BRDF for Materials with Spherical Lambertian Scatterers” に基づいたモデルです。少し難しいですが、このモデルでは単一の拡散カラーパラメータで制御できるためシンプルで直感的であり、他のモデルに比べてより飽和した色と後方散乱を生成するということです。興味がある方は論文をご覧ください。

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新しいマテリアルレイヤー

従来のRSマテリアルブレンダーとは異なり、透過率や不透明度が正しく動作する、アーティストフレンドリーで省エネなマテリアルブレンダーに改善されました。

ボリュームのモーションブラーの改善

Redshiftチームに新たに加わったSergen Eren氏によってボリュームのモーションブラーの改善がされました。

今後、NanoVDBのサポートの調査、様々な解像度フィールドを持つVDBのレンダリング、多重散乱、プログラマブルシェーダ、変位などのボリュームシェーディングなどボリュームレンダリングの多くの側面に取り組むとされています。

RedshiftRT

RedshiftRTには、以下の機能が追加されました。

  • 被写界深度(ボケ)サポート
  • ポイントプリミティブのサポート
  • TriPlanarノードのサポート
  • サブサーフェイススキャタリング(SSS)のサポート

現在開発中のRedshiftRTの機能には次のようなものがあります。

  • マルチGPUサポート
  • 変位
  • AOV
  • シングルスキャッターSSS
  • ボリュームフォグ
  • トレースセット
  • モーションブラー

他にもノードマテリアルでのOSLのサポート、Blender3.1サポートなど多くのアップデートがされています。その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

Redshiftは、64-bit Windows 10、Apple macOS: Big Sur (11.5) 以降、Linux: 64-bit distribution with glibc 2.17 以上で利用できます。

サポートしてる3Dアプリケーションは以下のとおりです。

  • Autodesk Maya (Windows, Linux, macOS): 64-bit edition. 2016.5 以降
  • Autodesk 3dsMax (Windows): 64-bit edition. 2015 以降
  • Maxon Cinema 4D (Windows and macOS): 64-bit 版. R21 以降
  • Maxon Cinema 4D (Linux CommandLine): 64-bit 版. R21 以降
  • SideFX Houdini (Windows, Linux): 64-bit 版. 17.5 以降
  • SideFX Houdini (macOS): 64-bit 版. 18.0 以降
  • Foundry Katana (Windows, Linux): 64-bit 版. 3.0v1 以降
  • Blender (Windows, Linux): 64-bit 版. 2.83LTS 以降

より詳しいシステム要件はこちらから

価格は、5500円/月 または 31900円/年です。

また、Maxonの製品が全て利用できる156200円/年のサブスクリプション『MAXON ONE』の一部としても利用できます。


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