2022年4月21日 – Maxonは、すべてのMaxon製品がお得なサブスクリプション 『Maxon One』に含まれるようになったこと、そして2022年春の製品アップグレードを発表しました。
ZBrush が Maxon One に追加
Cinema 4D、Redshift、Red Giant、Universe、Forger、そして昨年12月に買収したZBrushが、Maxon Oneにすべて含まれるようになりました。これによって、すべてのMaxon製品がお得なサブスクリプションに含まれることとなります。

今回のZBrush追加後も価格はそのままで利用できます。現在の『Maxon One』の価格は、13016.66円/月 または 156200.00/年 となっています。
あと、これは前からかもしれませんが、ZBrush が Maxon のストアから購入可能が可能となっています。こちらも価格はそのまま、アップグレード価格はまだ不明です。
「私たちの目標は、アーティストがあらゆる次元で創造するための先駆的なテクノロジーとワークフローを提供することです。Maxonのすべてのクリエイティブツールに及ぶこの大規模なアップデートは、Maxon Oneに素晴らしい価値と創造的な表現の機会をともに提供するものとなっています」(Maxon CEO David McGavran談)
Maxon製品 春のアップデート情報
Cinema4D S26
今回のアップデート大きなポイントは、Redshift CPUとZBrushの自動リトポロジーツールの追加です。他にもRedshiftとの連携強化や新しいプロシージャルとインタラクティブなモデリングツール、全く新しいクロスとロープのシミュレーションシステムが追加されています。
より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

Redshift
今回のアップデートでは、GPUレンダラーとして知られるRedshifにCPUレンダリングが追加されました。さらに、フォトリアリズムを向上させる新しいスタンダードマテリアル、マルチスキャッターエネルギー保存によるフォトリアリズムの向上、D’Eon Lambert Sphereラフネスモデル、遊色効果マテリアル用の薄膜、ボリュームのモーションブラーの改善など、多くのアップデートがあります。また、最近のアップデートでは開発中である RedshiftRT のアップデートも行われています。
より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

Red Giant
- VFX Suite 3 に含まれるReal Lens Flaresは、シミュレーションされた光学モデルとレイトレースされた光に基づいています。この技術プレビューは、私たちのアーティスティックコミュニティの参加によって進化していきます。
- Magic Bullet Suite 16 は、Looksにハレーション、光学ディフュージョンが追加され、OpenColorIOもサポートされました。
- Trapcode Suite 18 は、全てのTrapcodeのツールがM1サポートし、Particularでレイヤーマップがサポートされました。
- Universe 6 には、Sketchify、Chromatown、Box Bokeh、Stretchの4つのツールが追加されました。
より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

Forger
Forgerでは、Cinema 4Dのポリゴンのベースとして平面、立方体、球体、円柱、トーラス、ピラミッド、カプセル、オイルタンクなどのポリゴンプリミティブを使用できるようになりました。
このForgerの最新バージョンは、3Dアーティストに強力なハードサーフェスモデリング機能を提供するというMaxonの計画の第1段階としてのリリースとされています。
Maxon Oneサブスクリプションご契約者の方は、すべての製品アップデートをMaxon Appから即座にダウンロードできます。また、Maxon Oneの全製品の14日間試用版をMaxon Appからダウンロードし、Maxon製品群全体を体験することができます。
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