After Effects 22.3 (2022年4月) がリリース、Apple M1サポート、Frame.ioの統合、拡張ビューア、シーン編集の検出など

CGソフト

2022年4月12日 – Adobeは、モーショングラフィックスVFXソフトウェアの最新アップデート After Effects 22.3 (2022年4月リリース) をリリースしました。

新機能ハイライト

このリリースでは、After EffectsがApple Siliconにネイティブに対応しました。他にもFrame.ioの統合、拡張ビューア、シーン編集の検出などの新機能があります。

Apple M1のネイティブサポート

After Effectsでは、AppleのM1シリーズのチップを活用することができるようになりました。起動時間の短縮、UIの応答性の向上、レンダリングの高速化など、あらゆる面でAfter Effectsが高速化されます。

After Effectsは前世代のシステムと比較すると、M1コンピュータで2倍、M1 Ultra Macで最大3倍高速に動作するようになりました。

また、Roto Brush 2や新しいシーン編集検出などのAdobe Sensei機械学習機能がより高速になり、再生もよりスムーズになっています。例えば、新しいM1 Ultra Macでは、従来のハイエンドモデルと比べてEXRデコードが2倍、ProResデコードが最大4倍速くなりました。

Frame.io 統合

Frame.io が After Effects に組み込まれるようになりました。Adobe ID を使用して、After Effects 内の Frame.io にログインできます。

Frame.ioは、昨年Adobeが買収したクラウドビデオコラボレーションプラットフォームです。

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After Effectsに組み込まれたFrame.ioを使用すると、ポストプロダクション中のリアルタイムレビューにより、コラボレーターやその他の関係者をクリエイティブプロセスにつなげ、効率性を向上させることができます。モーションデザイナーは、After Effectsから離れることなく、進行中の作品をレビューのために送信し、フィードバックを収集できます。

Creative Cloud 用の Frame.io には、100 GB の Frame.io クラウドストレージ、最大 5 個のプロジェクト、無制限のレビュー担当者、ファイル共有および Teradek、Atomos、FiLMiC Pro を介したアップロードをサポートする Camera to Cloud が含まれています。

拡張ビューア

これは以前のバージョンでベータ版だった機能です。拡張ビューアでは、リアルタイム 3D ドラフトプレビューがコンポジションのフレームの境界を超えて拡張されます。カメラ外の 3D コンテンツに何が含まれているかを確認し、簡単にシーンに取り込んで編集することができます。

シーン編集の検出

シーン編集検出は、Adobe Senseiを利用した機械学習により、レンダリングされたシーケンス内のカットポイントを特定し、モーションデザイナーが編集されたコンテンツをより効率的に作業できるようにするサポート機能です。

編集されたコンテンツにマーカーを追加したり、レイヤーに分割することで、プロジェクトのセットアップを迅速に行うことができます。

Adobe Senseiは、人工知能と機械学習を使用して、結果に対するクリエイティブなコントロールを犠牲にすることなく、クリエイティブなタスクの時間のかかる部分を加速させます。After EffectsのAdobe Sensei機能には、シーン編集検出のほか、コンテンツ認識フィル、Roto Brush 2が含まれます

3Dレイヤーのビニングインジケーター

3D レイヤーのビニングインジケーターは、同じ 3D スペースで一緒にレンダリングされる 3D レイヤーを表示します。これにより、レイヤー同士を交差させたり、シャドウを投影したりできるようになります。3D レイヤーのグループは「ビン」と呼ばれます。

3D アイコンを囲むアウトラインは、どのレイヤーが同じ 3D ビンにあり、一緒にレンダリングされるかを示しています。

その他

■コーチマーク

After Effects をインストールまたは更新した後、初めて起動すると、After Effects に自動的にコーチマークが表示されます。コーチマークは After Effects 内のさまざまな機能について簡単に説明します。このリリースでは、コーチマークは以下で利用できます。

  • Frame.io:初回起動時に、新しいレビューワークスペースがどこにあるかを表示します。
  • ビニング UI:ワークフローで 3D ビンの作成または変更時に、新しい UI を提示します。

■制約付きシェイプ 

Shift キーを押しながら長方形ツールや楕円形ツールをダブルクリックすると、完全な正方形や円を簡単に作成できるようになりました。 これにより、よく使用するシェイプをすばやく効率的に作成できます

ベータ版の新機能

分割された次元の環境設定

環境設定には、デフォルトでタイムライン位置プロパティの次元(ディメンション)を分割する機能があります。この環境設定を有効にした状態でレイヤーを作成すると、次元が分割されます。

これはデフォルトでオフになっています。これを有効にするには、「位置」ディメンションを右クリックして、ドロップダウンから「分割されたディメンション」の選択を解除します。

その他すべてアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

After Effects 22.3は、Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 1909 以降、macOS のバージョン10.15、または macOS Big Sur(11.*)、macOS Monterey(12.*)で利用できます。Apple シリコンコンピュータを使用の際は以下リンクもご参考に。

より詳しいシステム要件はこちらから

After Effectsの単体プランは

  • 年間プラン, (月々払い) — 2,728 円/月(税込)
  • 年間プラン, (一括払い) — 28,776 円/年(税込)
  • 月々プラン — 3,828 円/月(税込)

となります。

また、6,248 /月 (税込)Creative Cloudコンプリートプランの一部としても利用できます。

詳しい価格はこちらから


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