2022年4月7日(現地時間) – Chaosは、3D商品視覚化プラットフォームであるCylindoを買収したことを発表しました。
Cylindo について
2012年に設立されたCylindoは、ウェブベースのサービスを通じて、製品の可視化と販売を容易にし、5億の製品バリエーションと1800万人の月間ユーザーをサポートしています。
Cylindoの技術は、シンプルな製品データを、製品コンフィギュレーターやフィード、AR/VR体験、インタラクティブな部屋のシーン、その他のマーケティングチャネルなど、どこでも簡単に活用できる3Dフォトリアリスティックなコンテンツに変換します。
このプラットフォームは、フォトリアリスティックな製品ビジュアルを簡単に作成、管理、配布するためのエンドツーエンドのソリューションを提供しており、家具小売業者やブランドは、Cylindoのプラットフォームを使用して、没入型の3D体験や2Dの製品ビジュアライゼーションを提供することが可能となります。
今後の影響
今回の買収により、CylindoとChaosは、エンドツーエンドの3Dビジュアライゼーションエコシステムを構築するというビジョンをさらに推進することができ、今後もビジュアライゼーションの民主化を進め、3D、AR、VRコンテンツを誰もがより利用しやすいものにしていくとしています。
Cylindoは、Chaosチームと密接に協力しながら、独立したブランドとして運営を続けます。Cylindoのすべてのサービスやソリューションは、引き続き開発・提供され、従業員164名は、ボストン(米国)、コペンハーゲン(デンマーク)、ビトラ(北マケドニア)、スコピエ(北マケドニア)のオフィスで業務を継続します。今回の買収により、カオス・ジョイントの従業員数は全世界で約700名となりました。
今回の買収についてChaosとCylindoのCEOはそれぞれ次のように述べています。
「非常に急成長している3D製品可視化プラットフォームであるCylindoを、成長するChaosファミリーに迎えることができ、大変嬉しく思っています。Cylindoの買収は、3Dビジュアライゼーションにおける世界的なリーダーになるための次の足がかりとなるものです。これにより、様々な業界で高まる、使いやすく高品質な3D可視化技術、拡張現実感技術、バーチャルリアリティ技術へのニーズに対応することができます。」
– Christian Lang and Peter Mitev, co-CEOs, Chaos
「CylindoとChaosは、ビジュアライゼーションを簡単にするという共通の使命を担っています。私たちは、Chaosに加わり、建築物のビジュアライゼーションや3Dコマースのためのエンドツーエンドのプラットフォームを構築することに興奮しています。」
– Janus Jagd, CEO, Cylindo
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