機械学習を利用して漫画キャラクターを作成できる実験的ツール「Giga Manga」の紹介です。
Giga Manga とは
Giga Manga とは、機械学習を利用して独自の漫画キャラクターを作成できるオンラインの実験機能です。経済産業省、日本の12の文化施設とGoogle Arts & Cultureのコラボレーションによって実現した「Manga Out Of The Box」のバーチャル展示の一部として利用できます。「Manga Out Of The Box」では、詳細なストーリー、インタラクティブな展示、独自の実験や映像を通じて、マンガの世界に浸ることができます。
Manga: Out Of The Box - Google Arts & Culture
Explore the history and culture of Japanese comics beyond the page
Giga Manga には、描きかけの絵の続きを予測、提案するために、14 万枚以上の高解像度画像でトレーニングしたモデルが使用されています。Adeleine という彩色モデルをカスタマイズして、ユーザーが絵に描き足した色を検出し、それに応じて色付けできるようになっています。
また、CLIP モデルと OpenCV モデル を ANNOY ライブラリと組み合わせて使用して、ユーザーが描いた絵に最も近いものを Google Arts & Culture の漫画コレクションから検索することができます。
Giga Mangaを試す
Giga Mangaを試してみました。
AIの自我が強く、AIの描きたい絵を描かされているような感じになりますが、なかなか面白いです。色はしっかり線で囲まないと滲んでしまいます。興味のある方はぜひ試してみてください。
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