2022年2月19日(現地時間)Unityが公開した無料のデモシーン「Unity Terrain Demo scenes」の紹介です。
2021.2 Tech Streamリリースの新機能を利用した環境デモシーン
昨年10月にリリースされた Unity 2021.2 Tech Streamリリースでは、新しい地形スタンプブラシ、マテリアルペイントコントロール、地形ディテールのGPUインスタンス化機能、SpeedTree統合など、地形オーサリング体験の向上を含む多くのアップデートがされました。また、昨年12月には無料のTerrainサンプルアセットパックも更新され、開発を素早く開始できるようになっています。
この度無料で公開されたのは、これらの新しい機能を使用した無料のデモシーンとなります。
地形の作成に使用する高解像度のハイトマップとスプラットマップの生成には、先日紹介したGaeaというプロシージャル地形生成ツールが用いられ、地形スタンプブラシやペイントテクスチャブラシなどの地形ツールを使用して地形が構築されています。
地形を覆っている大量の植生では、GPUを活用して大量の葉をレンダリングすることが可能になるインスタンス機能が使用され、樹木は新しいSpeeTree統合機能によって作成されています。
以下の記事(英語)では、この他にもUnity Terrain デモシーンがどのように作成されたかや、ヒントなどを確認することができます。
このパッケージに含まれるアセットはカスタマイズ可能で、Unityプロジェクトで再利用することができます。
Unity Terrain Demo scenes のダウンロードはこちらから(HDRPデモシーン / URPデモシーン)
Experience the new Unity Terrain Demo scenes for HDRP and URP
コメント