RD-Texturesが、Megascansの一部となりました。Epic Games からの公式の発表は今のところないようですが、Quixelのフォーラムでは2日ほど前に投稿されています。
RD-Texturesについて
映画製作、コマーシャルアーティストであるChristoph Schindelar氏によって設立された
RD-Textures(Real-Displacement-Textures)は、CG市場向けにハイエンド3Dテクスチャと3Dスキャンアセット作成、販売していました。
RD-TexturesがMegascansの一部に
RD-Texturesのウェブサイトでは次のような発表がされています。
「嬉しいお知らせがあります。RD-Texturesのスキャン画像が、Quixel Megascansライブラリの一部となりました。
RD-Texturesのスキャン画像にこれまで以上にアクセスしやすくなることで、アーティストに力を与えるという私たちのミッションがさらに前進することをうれしく思います。」
■購入したものへの影響
購入したものは、2022年4月3日までRD-Texturesのウェブサイトからダウンロードすることが可能です。
今後は、Quixel Megascansからすべてのテクスチャにアクセスすることが可能です。(Quixelサービスを使用するには、Epicアカウントで登録する必要があります。)キーワード「RDT」を使用すると、MegascansライブラリでRD-Texturesを検索することができます。
サーフェススキャンの一部とオブジェクトスキャンはMegascansでは利用できなくなりますが、Megascansライブラリにはより高品質のアセットの代替品があります。利用できなくなるアセットと代替アセットの確認はこちらから。
MegascansはUnreal Engineでの使用は無料ですが、 それ以外での使用は有料ですので、テクスチャやオブジェクトをUnreal Engine以外のプロジェクトで使用する予定がある場合は、4月3日までにRD-Texturesからダウンロードしておいた方が良いでしょう。
また、RDTユーザーアカウントをお持ちの場合は、受信トレイにアカウントを設定するための特別なリンクが含まれているメールが届けられているようです。リンクをクリックすると、Megascansで使用できるクレジット1000ポイントがもらえます。
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