小さなロボットが登場する Unreal Engine 5 の無料ゲームスターターキット「Stack O Bot」

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2022年1月12日 – Epic Games は、 Unreal Engine 5 プロジェクト「Stack O Bot 」をリリースしました。

Unreal Engine 5 の無料ゲームスターターキット「Stack O Bot」

Stack-O-Botは、Unreal Engineの初心者がエンジンの各種機能を簡単に試せるように設計されています。また、完全なレベルのゲームプレイループを備えた完成品のサンプルでもあるため、自身のプロジェクトの出発点として活用することも可能です。

Nanite や Lumen、レベルブループリントのパッキングやEnhanced Input といった使いやすい改善など、Unreal Engine 5 のすべての新機能の紹介に加えて、UE4 から引き続き使われる有用なワークフローのサンプルにもなっています。以下はプロジェクトの概要を紹介した動画となります。

"Stack-O-Bot" UE5 Game Starter Kit Overview | Unreal Engine

Unreal Engine 5.6 向けに再構築

2025年8月12日 – 「Stack O Bot」は、Unreal Engine 5.6に対応する形でゼロから再構築されました。

柔軟性を重視して構築されたStack O Botは、携帯電話からハイエンドPCまで、幅広いデバイスで動作します。タッチスクリーン、ゲームパッド、キーボード/マウスによる入力をサポートしています。

今回のアップデートでは、動的カメラやStateTreeによって駆動されるインテリジェントなNPCなど、多くの新しいゲームプレイ機能が導入されました。さらに、プロシージャルコンテンツ生成(PCG)やChaos物理・破壊システムといった高度なシステムも拡張されています。

各機能にはゲーム内コメントが付属しており、設計意図や技術的な実装、最適化の工夫などが丁寧に解説されています。ブループリントやマテリアルにもコメントが挿入されており、理解を深める手助けとなります。

Stack-O-Bot 2.0とUE 5.6を使えば、Unreal Engineを始めたばかりの開発者でも、魅力的なオリジナルゲームを制作できます。

News and Community Spotlight | August 22nd, 2025

Unreal Engine 5.6 向けに再構築されたプロジェクトには、以下の主な機能とシステムが含まれています。

  • 三人称視点で操作可能なプラットフォーマーキャラクター
  • 物理演算を活用したパズルメカニクス
  • 環境やゲームプレイを生成するプロシージャルツール
  • 効率的なレベル構築ワークフローとベストプラクティス
  • モジュール式の目的・進行管理システム
  • UV展開不要のスマートマテリアル
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環境やゲームプレイを生成するプロシージャルツール

浮島や植物の生成から、設定した入力に基づいて自動的に構築されるプラットフォームやドームに至るまで、Stack-O-Botはプロシージャルコンテンツ生成フレームワーク(PCG)を活用し、すべてをゼロから構築することなくレベルを生成しています。スプラインを使用してフェンスや支柱、末端キャップなどを任意に生成する方法を確認できます。

効率的なレベル構築ワークフローとベストプラクティス

Stack-O-Botはレベルインスタンス機能を利用して、浮島のバリエーションなど、再利用可能なモジュール式のワールドセグメントを作成します。

これにより、エリアごとにユニークなコンテンツを作成する手間なく、プレイ可能な空間を簡単に構築できます。さらに、階層的LOD(HLOD)により、遠くにある複雑なジオメトリは自動的に最適化されたバージョンに置き換えられ、広大なワールドの作成が可能になります。

UV展開不要のスマートマテリアル

このサンプルではスマートなUVレスマテリアルの使用法も示されており、高品質なテクスチャをより迅速かつ簡単に適用できます。提供されているモデリングツールを使用してメッシュに頂点カラー情報をベイクするだけで、これらのマテリアルが残りの処理を担います。これらのマテリアルは、浮遊プラットフォーム、金属製のシリンダー、バイオドーム構造の金属部分など、コンクリート、金属、塗装された表面を持つレベル内のすべての要素で確認できます。

物理演算を活用したパズルメカニクス

Stack-O-Botには、プレイヤーが世界を押したり、引いたり、破壊したりといった、より魅力的な方法でインタラクションできるさまざまな物理コンポーネントが統合されています。バウンスパッドやジェットパックから、積み重ね可能な木箱や破壊可能な屋根まで、Unreal EngineのChaos物理および破壊システムがレベル全体でどのように機能するかを実際に確認できます。

さらに、テレキネティック(念力)による物理グラブ機能も搭載。これにより、両手を空けたままオブジェクトを掴んで持ち運ぶことができます。

物理演算と破壊に加えて、Stack-O-Botには新たな仲間が登場します。エリア内を徘徊し、プレイヤーにぶつかってノックバックさせるAI駆動のNPCが多数追加されました。

これらのNPCは、頭の上に乗ってジャンプすることで破壊可能です。この挙動はすべて、Unreal Engineの新しいStateTreeシステムを用いて、ブループリントビジュアルスクリプティングのみで実装されています。

モジュール式の目的・進行管理システム

Stack-O-Bot では、プレイヤーを飽きさせず引きつけ続けるため、さまざまな工夫がされています。

まず、進行の指針となる「収集用コイン」が用意され、サブ目標としてプレイヤーを誘導します。また、ゲームに目標やインタラクションを容易に追加できる「目標ハンドラ」も搭載。設定された目標はゲームモードごとに追跡され、UIに表示されるため、プレイヤーは常に達成すべきゴールを明確に把握できます。

次に、新たに実装された「カスタムプレイヤーカメラマネージャー」により、3種類のカメラスタイルを自在に切り替えられます。肩越し視点から全体を見渡すトップダウン視点への移行や、印象的なシーンや横スクロールアクションを際立たせるための引きのカメラなど、映像演出を巧みに変化させ、常に新鮮なプレイ体験を提供します。

さらに、オープニングとエンディングは Unreal Engine のシーケンサーを活用したシネマティック演出で彩られます。ダイナミックなカメラワークと高品質なアニメーションアセットによって、洗練されたストーリー重視のゲーム体験が実現されています。

クロスプラットフォームの最適化

Stack-O-Bot は、最新世代のコンソールからモバイル端末まで、あらゆるプラットフォームで快適に動作するよう最適化されています。プレイヤーがどこで遊んでも最高の体験が得られるよう、パフォーマンスは自動的にスケーリングされ、入力方式も即座に適応。モバイルでは直感的なタッチ操作、コントローラー接続時にはフル対応の操作環境が提供されます。

ダウンロード

古い Stack O Bot サンプルにアクセスする場合は、エンジン バージョン 5.6 より前のプロジェクトをダウンロードする必要があります。


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Unreal Engine 5.6 向けに更新された Stack-O-Bot が利用可能に

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