Otoy、Octane 2022 Preview を公開

2021年11月26日(現地時間)Otoyは、は、Octane 2022(とBrigadeBench)の最初のパブリックプレビューを公開しました。同時に、すべてのOctaneサブスクリプションに含まれる新たなコンテンツとソフトウェア、サービスの拡張を発表しました。

ここでは、Octane 2022 プレビューの新機能について紹介します。Octaneサブスクリプションについては以下の記事をご覧ください。

Octane サブスクリプションに新たなコンテンツとソフトウェアが追加2021年11月26日(現地時間)Otoyは、は、Octane 2022(とBrigadeBench)の最初のパブリックプレビューを公開しました。同時に、すべて…cginterest.com

目次
    1. BrigadeとBrigadeBench
    2. Photon tracing
    3. Standard surface material
    4. Standard volume
    5. Black body volume emission
    6. Mesh to fog volume

Octane 2022 Preview

Octane 2022の最初の実験的なビルド2022.1 XB0 がリリースされました。2022.1の正式リリースに到達するまでにはまだ時間がかかると思われます。実験的なビルドなので、プロダクション目的で使用しないことが推奨されています。Octane X 2022.1 XB0 for Metalもまもなくリリースされるようです。

Octane 2022では、1000倍高速なコースティクスを実現する新しいPhoton Tracer Kernel、リアルタイムレンダリングを実現するBrigade Spectral Kernel、Arnold Standard Surfaceのサポート、3倍高速なパーティクルなど、さまざまな機能が導入されています。

BrigadeとBrigadeBench

Brigadeは、OTOYのリアルタイム・パストレーシング・エンジンは、Octane 2022.1 RC1に同梱される予定の60fps以上のリアルタイムビューポート/ファイナルレンダリングモードです。

以前のBrigadeテストから大幅に改善されており、すべてのOctaneレンダリング機能と完全に一致するようになっています。Brigadeはコアに深く組み込まれており、スペクトルレンダリングと、Octaneのすべてのマテリアル、ボリューメトリック、ディスプレイスメント、シェーダー、マテリアルタイプをサポートしています。

Brigadeは現在、新しいBrigadeBenchプレビューアプリで初めて一般に公開され、誰でもテストすることができます。

Photon tracing

Photon Tracer Kernelは、GPUフォトンマッピングとパスガイドを組み合わせを、フルインタラクティブ、シーン、マテリアル、ライトトランスポートを維持しつつ、コースティクス/イラディアンスのレンダリングを従来(パストレーシングやPMC)の約1000倍の速度を実現しています。

シャープコースティクスについては、パストレーシングの64000サンプルよりもフォトントレーシングの64サンプルの方がはるかに良い結果が得られています。今後のXBのリリースでは、GI(すべてのライティング)やマテリアルごとのフォトントレーシングも可能になる予定です。

Standard surface material

Octane 2022.1では、Autodesk Standard Surface仕様に準拠した新しいStandard Surface Materialノードが実装されました。OctaneのUniversal Materialと同様に、Standard Surface MaterialはBSDF(s)の複数のレイヤーを持つ uber surface shader です。

両者の主な違いは、Autodesk Standard Surface仕様で指定されているLayered mixtureモデルで、BSDF(s)のレイヤーがUniversal Materialとは異なる配置になっています。詳細はこちらを参照ください。

個々の material layer closures の実装が異なるため、OctaneのStandard SurfaceマテリアルノードはArnoldのものと若干異なるレンダリングが可能ですが、入力の動作は可能な限り一致しています。

■Standard Surface Materialの新機能

Layered mixtureモデルに加えて、Standard Surface仕様をサポートするために以下のレイヤーの更新があります。

  • Oren Nayar BRDF:ベースとなるディフューズレイヤー用の新しいディフューズBRDFで、ディフューズのラフネスを変化させることができます。
  • Textured anisotropy:異方性反射チャンネルをテクスチャ化することができるスペキュラーおよびコーティングレイヤーで、テクスチャ空間の tangent/bi-tangent 方向のいずれかで空間的に変化する異方性を指定することができます。回転は残っているので、異方性反射を同時に回転させることができます。
  • Specular boundary SSS layer:サブサーフェススキャッタリングは、 Standard Surfaceでは別々のレイヤーとして定義されており、透過レイヤーでは、鏡面フレネル境界を持つマテリアルの媒体吸収と散乱の挙動を指定することができます。
  • Diffuse boundary SSS layer:拡散境界を持つマテリアルの中程度の吸収と散乱の挙動を指定することができます。
  • Reparameterization of material inputs:dispersion Abbe、thin film thickness、サブサーフェススキャッタリングレイヤーを含むマテリアル入力の再パラメータ化が、 Standard Surfaceの仕様に合わせて再スケーリングされるようになりました。

Standard volume

Standard Volume medium ノードは、Arnoldレンダラーに慣れている人には馴染みのあるインターフェースとなっています。

入力のほとんどがテクスチャを受け付けるため、従来のボリュームメディアよりもさらに細かいボリュームレンダリングプロセスの制御が可能です。また、density チャンネルを scatter colorチャンネルや transparency チャンネルとは別に指定することができます。

この最初の実験的なビルドでは、”Emission”チャンネル入力はまだ機能せず、補間モードもまだ変更できないといった制限があります。

Black body volume emission

Black body emissionが改善され、よりリアルな結果を得ることができるようになりました。新しい「Legacy emission」オプションがエミッションノードに追加されているので、以前の動作に戻すこともできます。

Mesh to fog volume

メッシュをフォグボリュームノードで読み込むことができるようになりました。インポート設定で、ボクセルグリッドの細かさを選択できます。

2022.2ロードマップ

■パーティクルレンダリングの3倍以上の高速化

メモリ管理システムが刷新され、ジオメトリの処理が高速化される予定となっており、デバイスメモリの使用をより合理化するための準備が進められています。

パーティクルレンダリングについては、すでに約3倍の高速化が確認されており、安定性の向上についても多くの作業が行われています。

■マルチエンジンの統合

これは、(2022年にリリースされる予定の)マルチレンダリングに似ていますが、シーンノードのためのものです。

下のビデオでは、Sculptronのすべてが組み込みのジオメトリモード(独自のライブUXを持つ)として機能していることを確認できます。Embergen、Blender、Unreal 4.27+向けにも同様のライブシーンプロキシエディタが提供される予定です。

■その他

  • Anime Kernel、Arnold、Cycles、Redshift、Unreal、Pixar Stormに対応したマルチエンジンレンダリング。
  • メモリシステムと安定性のオーバーホール
  • Metal および CUDA ネットワークレンダリングの相互運用性。
  • Headless rendering。
  • academy material X / OSL closures、Arnold Standard Lights、USD export のフルサポート。
  • Houdini のレストポジションサポート。
  • コアにおける Maxon Cinema 4D 統合(ヘッドレス)。
  • Light Path ExpressionとOSLイメージャーノード、レンズエフェクト

より詳しい情報や 2022.1 XB0 のダウンロードはこちらから

価格とシステム要件

Octaneの使用には、Windows / LinuxではCUDA®10対応のNVIDIA®グラフィックスカード、macOS10.15.6 +ではAMDVega / NaviGPUが必要です。

価格は(変更がなければ)、サブスクリプション形式のStudioライセンス(2GPU制限)が19.99ユーロ/月または、198.96ユーロ/年、企業向けのEnterpriseライセンスが29.99ユーロ/月または、299.04ユーロ/年、無制限のネットワークレンダリングが含まれるEnterprise / RNDR+ (Ultimate Bundle)は、479.4ユーロ/年となります。


Octane 2022 Preview launches with KitBash 3D, Greyscalegorilla Plus and more!

目次

    1. BrigadeとBrigadeBench
    2. Photon tracing
    3. Standard surface material
    4. Standard volume
    5. Black body volume emission
    6. Mesh to fog volume