2021年10月26日(現地時間)Maxonは、iPad用デジタル3Dスカルプトアプリケーションの最新アップデート Forger 1.8 をリリースし、ForgerがMaxon Oneサブスクリプションに含まれるようになったことを発表しました。
Maxonは、今年の3月にForgerを買収していました。Forgerに関する情報も以下の記事でご覧いただけます。

ForgerがMaxon Oneサブスクリプションの一部に
Forger 1.8は、Maxon Oneサブスクリプションに含まれるようになりました。
新しいForgerアプリは、旧バージョンとは別のアプリとなり、旧バージョンは Forger Classicと名称変更されています。

新しいForgerを使用するには次の選択肢があります。
- すべてのiPadユーザーにスカルプトを提供する無料版(機能制限)
- Apple App Storeから購入できる単体サブスクリプション版
- Maxon Oneの加入者は、MyMaxonアカウントにログインするだけで、サブスクリプションに含まれるForgerにアクセスできます。
無料版について
Forgerの無料版はユーザーが自由にアプリケーションを探索して学習することを目的としています。時間制限がなく好きなだけ使用できますが、以下のような機能制限があります。
- 3ドキュメントの保存制限:必要な数のシーンを開くことができますが、保存できるのは3つのシーンのみであり、これを超えるとサブスクリプションが必要になります。すでに3つのシーンを保存していて、新しいシーンを開始したい場合は、既存のファイルの1つを削除するオプションが提供されます。
- エクスポート:シーンをエクスポートするにはサブスクリプションが必要です。これには、Cinema4Dへの送信も含まれます。レンダリングのエクスポートは、ユーザーが自分の作業の結果を最終的な形で見ることができるようにするために許可されています。
- インポート:共有されたファイルは View Only となります。
旧バージョンユーザー特別オファー
旧バージョンのForger (現Forger Classic)のユーザーは、新バージョンのForgerを1年間無料で利用することができます。
Forger 1.8 新機能
リリースノートにたどり着けなかったので、正確にはわかりませんが、最新バージョンでは、Cinema 4Dとのシームレスなワークフローが実現しているとのことです。
オブジェクトをC4Dにインポートして、開発中の3DモデルをCinema 4DとForgerの間で行き来することで、シームレスで反復的なワークフローを促進します。
(ForgerとCinema 4Dの連携には、Cinema 4D Release 25.015以降が必要です。)
価格とシステム要件
Forger 1.8は、iPadOS 15.0 以降で利用できます。
無料から使用でき、フル機能にアクセスするには 200円/月 または 1650円/年 となります。

また、MAXON 製品をひとまとめにしたMAXON ONEの一部としても利用できます。


























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