2021年9月14日(現地時間)Boris FXは、VFX、ポストプロダクション向けの平面トラッキングツールの最新アップデートMocha Pro 2022をリリースしました。
映画・ビデオ業界に平面トラッキングが導入されてから20周年を迎えるようです。20年にわたり、モカの革新的な平面トラッキングテクノロジーは、プロのVFXの現場で、マッチ・ムービング、ロトスコーピング、セット交換、オブジェクト除去、デジタル・メイクアップ、手ぶれ補正などに使用されてきました。
Mocha Pro 2022 新機能
この最新リリースでは、新しい平面トラッキングとロトスコーピングツールが搭載されています。
■レンダリングが最大40%高速化
画面の挿入、ロゴ/グラフィックの置き換え、顔や肌などの有機的な移動面、オブジェクトの削除、セットの拡張、デジタルメイクなどの作業時間を大幅に短縮します。
■Apple M1サポート
Mocha Pro 2022はApple M1に対応しています。Mocha Pro 2022は、Appleの高速なM1プロセッシングチップをフルネイティブでサポートしています。
■Adobe After Effects MFRサポート
現在ベータ版が公開されているAfter Effectのマルチフレームレンダリング(MFR)に対応しています。
■Insert with PowerMesh
Insert Module(インサートモジュール)が、PowerMeshワープトラッキング、12種類の新しい合成モード、モーションブラーなどを追加して大幅にアップデートされました。
■さらなるエクスポートオプション
Nuke、Silhouette、Alembic、SGO Mistika向けのトラッキングおよびRootのエクスポートが追加・更新されました。
■カラーマネジメントが改善されたVFXプラットフォーム
■新しい平面トラッキング機能により、最高品質のトラッキングとロトの結果を実現。
価格とシステム要件
Mocha Pro 2022は、Windows: Windows 8 64bit 以降、macOS: X 10.14以降、Linux: Red Hat Enterprise Linux 7-8, CentOS 7-8などで利用できます。
スタンドアロンアプリケーションとマルチホスト、個別のプラグイン(Adobe、Avid、OFX)をサポートしています。
システム要件、対応ソフトウェアの詳しい情報はこちらから
価格は、スタンドアロンアプリケーションが595ドル/年、マルチホストプラグインが395ドル/年、個別のプラグイン(Adobe、Avid、OFX)295ドル/年です。
より詳しい価格情報はこちらから
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