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Cinema 4D R25がリリース、UI、アセットブラウザ、シーンマネージャーの改善やカプセル化機能の追加など

CGソフト

2021年9月14日(現地時間)Maxonは、Maxon One製品のほぼすべてのアプリケーションに対するアップデートを発表しました。

Cinema 4D R25とTrapcode Suite 17には重要な新機能が追加され、VFX Suite 2には先日買収したマズルフレアジェネレータであるBangの追加、Redshift RTの導入、そして複数の製品に必須の互換性関するアップデートが行われています。

この記事ではCinema 4D Release 25の新機能について紹介します。

Cinema 4D R25 新機能

このリリースではユーザーインターフェイスの改善、アセットブラウザの更新、スプラインのインポート、シーンマネージャーの更新などが行われています。

ユーザーインターフェイスの改善

Cinema 4D R25では、直感的な3Dアプリケーションとして評価の高いインターフェイスがさらに改良が加えられました。

■アップデートされたアイコンとスキーム

Cinema 4Dのクラシックなアイコンがモダンにアレンジされました。色や複雑さを減らして混乱を避け、より明確で現代のUI規則に沿った新しいアイコンが導入されています。その他のスキームも更新され、特にスライダーはより明確になっています。

ダイナミックパレットとアップデートされたレイアウト

新しいダイナミックパレット機能により、Cinema 4Dのレイアウトは、現在のモードやオブジェクト、ツールに適応するようになりました。Release 25では、ダイナミックパレットを使って、より多くのツールに簡単にアクセスできるようにしながら、スクリーンの面積を最適化する新しいレイアウトが実現しています。

■ドキュメントとレイアウトタブ

Cinema 4Dウィンドウの上部には、ブラウザと同じように新しいタブが追加され、開いているドキュメントや主要なレイアウトを簡単に切り替えられます。

■直感的な数値入力

Cinema 4D R25の属性マネージャの数値フィールドがバーチャルスライダとして機能するようになりました。任意のフィールド上をクリック&ドラッグするだけで、インタラクティブに値を調整できます。数値フィールドの中にカーソルを置くと、上下の矢印キーでカーソルの下にある値を増加させることができるので、100分の1や数百分の1単位で素早く調整できます。

カプセル化

Cinema 4Dのシーンノードコアで構築されたカプセルアセットは、プロシージャルなプラグインのような機能を提供します。

カプセルは、Cinema 4Dのクラシックオブジェクトマネージャでプリミティブ、ジェネレータ、ジオメトリモディファイアとして直接使用でき、カプセル構築を使用して、独自のノードベースの構築ノードでクラシックC4Dシーンを補強することもできます。

スプラインのインポート

Adobe IllustratorやPDF、SVGファイルからベクターアートワークを読み込んで、3Dシーンに活用できるようになりました。

シンボルやグラデーションを使った図形など、高度な機能にも対応しています。また、SVG形式で保存されたベクターアートも取り込むことができます。

ベクターアートワークは、「ベクターインポート」オブジェクトを使って自動的に3次元に変換されます。パスやレイヤーを3D空間でオフセットしたり、押し出しやスイープを定義して塗りのパスや線のパスを表現したり、アートワークの置き換えや再読み込みを簡単に行えます。

アセットブラウザ

アセットブラウザでは、ローカルまたはオンラインに保存されているプリセットコンテンツのライブラリに簡単にアクセスできます。アセットブラウザにはCinema 4Dのサブスクリプション契約者が利用できる3Dオブジェクト、マテリアル、ノードカプセルのコレクションも含まれています。

ライブラリは閲覧や検索が可能で、各アセットには豊富なメタデータとキーワードが含まれています。アセットはオンデマンドでダウンロードされるので、膨大なアセットのライブラリを事前にダウンロードする必要はありません。また、ローカルコンピュータにキャッシュされるので、お気に入りのアセットをすぐに再利用することができます。他にも、アセットのバージョン管理することができる便利な機能もあります。

シーンマネージャー(プレビュー)

Cinema 4Dのシーンマネージャは、強力なノードベースのアセットを使用して、プロシージャルジオメトリやシーン全体を階層ベースのビューで構築することができる機能です。最終的にCinema 4Dのクラシックなオブジェクトマネージャのような高速なワークフローを提供する予定です。

クラシックC4Dオブジェクトは、シーンマネージャにドラッグするだけで簡単に統合でき、シーンマネージャ内で行うすべてのことは、シーンノード内で対応するノードグラフを作成するので、自分の好みや仕事の要求に応じて、どのようなワークフローを選択することもできます。

シーンノードのスプラインコア

Cinema 4Dのシーンノードコアでスプラインがサポートされ、リニア、ベジエ、Bスプライン、NURBSスプラインを組み立てることが可能になりました。カラー、ウェイト、ノーマルなどのプロパティをポイントに割り当て、スプラインに沿って補間された位置、接線の値を取得することができます。

スプラインプリミティブグループでは、新しいスプラインプリミティブを作成することができ、C4Dでおなじみのプリミティブや新しいセグメントプリミティブなど、いくつかのプリミティブが組み込まれています。

■データ連携

CSVファイルをインポートし、シーンノードのセットアップで使用することで、リッチな3Dデータのビジュアライゼーションが可能になります。新しいコマンドライン引数ノードでは、Cinema 4Dを開かずにダイナミックにコンテンツをレンダリングするために、シーンノードのセットアップに値を渡すことができます。

トラックモディファイア

アニメーションを作成していると、あとからタイミングやスピードを変えたり、2次モーションを付けたりすることがあります。R25ではそれをプロシージャルで行うためのトラックモディファイアタグが追加されました。

R25での注意点

●Cinema 4D R25では、C++ APIや一部のPythonプラグインとの互換性が失われます。

●「コンテンツブラウザ」は非推奨となり、削除されました。アセットブラウザに新しいメニューオプションが追加され、lib4dを選択してアセットに変換できます。

●Spline Importについては、3つの注意点があります。

  • InkscapeからのSVGファイルは現在読み込めません。
  • 1階層以上のレイヤーは、Illustratorファイルを圧縮せずに保存した場合のみサポートされます。
  • パス名はインポートされません

●R25 LITEには新しいレイアウトが含まれていますが、その他の機能はありません。また、Maxon Appとの互換性はありません。Adobe After EffectsからLiteを起動した場合は、C4Dライセンスマネージャーのウィンドウを開く必要があります。

価格とシステム要件

Cinema4D R25は、Windows 10 64ビット バージョン1809以降、macOS 10.14.6以降、Linux CentOS 7, 64-bit、Ubuntu 18.04 LTS, 64-bit で使用できます。より詳しいシステム要件の確認はこちらから

価格はサブスクリプションライセンスが、84700円/年または12,100円/月、永続ライセンスが414700円です。

Cinema4D R25は、Maxon製品をすべてセットにしたバンドルMaxon Oneにも含まれています。Maxon Oneの価格は、156,200円/年または19,800円/月です。

Maxon Oneのサブスクリプションユーザーは、Maxon Appからすべての製品アップデートをすぐにダウンロードできます。また、Cinema 4D、Red Giant Complete、Universe、Redshiftのサブスクリプションユーザーは、それぞれの製品をアップグレードにすぐにアクセスできます。


Maxonの秋のリリースで、豊富な機能と互換性を提供

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