3DおよびUXデザイナーOrestis Konstantinidis氏によって作成されたCinema 4D プラグイン Springy の紹介です。
プラグイン作成者であるOrestis Konstantinidis氏は、テクニカルスーパーバイザーとしてCinema 4D R23で追加されたモーションキャプチャライブラリの作成に携わっていました。また、コンテンツコナミの実況パワフルプロ野球や、トヨタのWebサイトなどにも関わっており、日本で多く活動しているようです。
Springy
Springyは、オブジェクトの動きに自動的に非破壊的なオーバーラップを加えることができるエクスプレッションです。
使い方は簡単で、複数のアニメーションオブジェクトに適用すると、Springyが自動的に動きに合わせてオーバーラップを追加してくれます。
プロシージャルに動作するので、元のアニメーションをその場で編集することができます。アニメーションオブジェクトの子オブジェクトのようなキーフレームのないオブジェクトや、エクスプレッションで動くオブジェクトにも適用可能です。
3つのオーバーラップタイプ、”spring”、”smooth”、”spring & smooth” があり、次のように動作します。
spring
smooth
spring & smooth
また、複数のSpringy Objectsを同時に使用したり、同じオブジェクトに重ねて使用することもできるので、PositionとRotationを別々に制御してオーバーラップをコントロールしたり、個々のチャンネルを除外したり、falloffでフェードさせることもできます。
8月27日に行われた最新のアップデートではベイク機能も追加されています。次の動画で、使用方法を確認することができます。
価格とシステム要件
Springyは、Cinema 4D R20から最新のCinema 4D S24まで対応しています。
価格はフリーランサーシングルライセンスが15ドル、スタジオライセンス1シートが60ドル、5シートが250ドルとなっています。
Springyの購入はこちら(Gumroad)から
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