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Maverick Render 2021.4 がリリース、新しいシャドウキャッチャーシステムの導入など

CGソフト

2021年8月25日(現地時間)Random Control は、GPUを使用したプロダクト&モデルビジュアライゼーションツールの最新アップデート Maverick Studio & Indie 2021.4 をリリースしました。Maverick Renderは初めて紹介するので既存の機能も合わせて紹介したいと思います。

Maverick Render について

Maverick Render は、アンバイアス、スペクトルレンダリングエンジンを備えたスタンドアロンのデスクトップアプリケーションです。NvidiaCUDAカードに最適化されており、実行にはNvidiaGPUが必要です。

Random Controlは、「Maverickはレンダリングエンジンというよりも、本格的なライトシミュレーターとして考えています」と表現しています。

Maverick Studio と Indie

Maverickに2つのエディション Studio と Indie があります。それぞれ次のような特徴があります。

■Studio

Studioは、すべての機能を備えた製品です。CADデータファイルをインポートする機能やRhinoceros用のブリッジプラグインが備わっており、宝石職人、工業デザイナー、エンジニアのような人が適しています。

Indie

Indieは、Studioのハイエンドな生産性機能の一部を提供する低価格の機能制限版です。CGアーティストやジェネラリストであれば、Indieが適しています。

Maverick Indieは、Substance Painter、Substance Designer、Zbrush、Sketchfabからモデルやマテリアルをインポートし、フォトリアルショットやターンテーブルプレゼンテーションを作成することができます。

Studio と Indie の機能比較はこちらから

機能ハイライト

3Dモデルインポーター

お使いのモデリングソフトウェアから、Maverickがネイティブで読み込むことができる多くのファイルフォーマットにエクスポートし、マテリアルや照明でジオメトリをドレスアップして、フォトリアルなショットを簡単に実現します。


Rhino plug-in(studio)

新しいRhinoプラグインを使用すると、ワンクリックでモデルをMaverick Studioに送信(および更新)することができ、Maverickで行われたマテリアル、ライト、カメラワークを維持することができます。


ドラッグ&ドロップ

2,000以上の厳選された productviz マテリアルを含むライブラリからマテリアルをドロップするだけで、シーンを簡単にドレスアップすることができます。


ラウンドエッジ

Maverickのラウンドエッジ・ソリューションを使用すると、どんなエッジでも丸くすることができ、手間をかけずにイメージのリアリズムを自動的に高めることができます。


UVマップ

ビルトインマテリアルのUVマップシステムにより、見栄えの悪い継ぎ目や時間のかかるUVマッピングを完全に回避できます。トリプラナープロジェクションを選択して継ぎ目を解消し、リアルワールドの単位を入力するだけでマテリアルのスケールを調整できます。


ライトミキサー

再レンダリングせずに、ライトのオン/オフ、強度や色が変更可能です。LightMixerパネルからすぐに調整できるので、作業時間を大幅に短縮できます。


Zbrushインポーター

ZBrushのモデルとそのテクスチャマップをワンクリックでインポートできます。ZBrushのマルチマップエクスポートを使用して、メッシュとテクスチャを設定します。その後、Maverickでモデルをインポートすると、すべてのジオメトリパーツとそのテクスチャが自動的に引き出され、設定されます。


トレースセット

トレースセットは、シーン内のどのオブジェクトやライトが相互作用するかを選択的にコントロールすることができます。

SBSARマテリアル

MaverickはAdobeの独自技術であるSubstance SBSARをネイティブにサポートしており、膨大な種類の超リアルで設定が簡単なパラメトリックマテリアルを利用することができます。


アンビエンス(studio)

アンビエンスのライブラリを使えば、製品のビジュアライゼーションのために慎重に作られた照明設定をドロップするだけで、シーンの雰囲気を簡単に変えることができます。


シャドウキャッチャー

シャドーキャッチャーは、既存の写真やバックプレートの上に3Dオブジェクトをシームレスに統合することができるソリューションです。ライトはバックプレートを照らすこともできるので、完璧なフォトコンポジションを作ることができます。


サーフェスモード

移動ツールのサーフェイス・モードで、接触するオブジェクトを簡単に配置することができます。オブジェクトはベースとなるオブジェクトの形状に沿って配置されます。


グラデーションライト(studio)

グラデーションライトは、実際の光源をシミュレートするパラメトリックライトの強力なシステムです。すぐに使える100種類以上のプリセットが備わっています。


PBRマテリアルインポーター

ワンクリックのファイルピッカーでPBRテクスチャをスマートにMaverickにインポートできます。マテリアルのテクスチャを1つ選ぶだけで、Maverickが自動検出して残りのテクスチャを取り出し、完全なマテリアルを再構築します。


Substance インポーター

ボタンをワンクリックするだけで、Substance Painter/Designer/Alchemist からエクスポートしたモデルとマテリアルをMaverick に持ってくることができます。


Sketchfabのモデルをインポート

Sketchfabでは、PBRに準拠したマップを持つ、構造化されたGLTF形式のモデルをダウンロードできます。

他にも多くの機能があります。すべての機能リストはこちらから

2021.4 新機能

最新リリースの2021.4には、再構築されたシャドウキャッチャーシステムが導入されています。また、今回のリリースにはまだ反映されていませんが、2021年の後半にリリースされる新しい主要機能のための基盤作成作業が進められているとのことです。

新しいシャドウキャッチャー

シャドウキャッチャーは製品のビジュアライゼーションを行うユーザーにとって基本的な機能です。Maverick 2021.4の新しいシャドウキャッチャーでは、主に以下の点に取り組まれました。

  • 背景に関係なく、鏡のような高品質な反射像を生成する機能。
  • 影/反射に関わらず、背景に影響を与えない機能。例:255,255,255の背景。
  • ワンショットで完璧なアルファエンベデッドシャドウ/リフレクションができること。
  • 真っ黒な背景のような極端なケースのためのGIオーバーライド。
  • 影や反射の効果をフレームの内側に限定する機能。

以下の動画では、実際の使用例としてマウンテンバイクを使用し、この新機能を紹介しています。

Region Of Interest (SC)(Studio)

出力画像がパンフレットやウェブサイトに組み込まれることを想定している場合、影や反射は「画像内にとどまり」、外にはみ出さないようにしたいものです。そうしないと、影や反射が「切れて」見えてしまいます。

新しいRegion Of Interest (SC)機能では、シャドーキャッチャーが効かなくなるディスク状のエリアを定義することができます。このディスクをフレーム内に維持することで、出力画像が影や反射を外に漏らさないことが保証されます。

次の動画では、フレームの外にはみ出さないように、影や反射を持つジュエリーをレンダリングするプロセスが紹介されています。

新しい軌道モード

オブジェクトが原点から離れてモデル化されていたり、ピボットがジオメトリから離れていたり、オブジェクトが巨大であったり、向きが斜めであったりすると、3Dシーンのナビゲーションが困難になります。そこで、3つのオービットモードを選択できるセレクターが追加されました。

ターンテーブル軸

ターンテーブルの機能が拡張され、軌道上のオブジェクトと回転軸を選択できるようになりました。これにより、水平方向と垂直方向のフライバイを組み合わせるなど、よりダイナミックなアニメーションを作成することができます。

価格とシステム要件

MaverickIndieとMaverickStudioは、64ビットのWindows Vista +で利用できます。現時点では、GeForce GTX10シリーズ以降のNvidiaGPUがサポートされています。詳しいシステム要件はこちらから

Maverick Indieの永久ライセンスの価格は249.99ユーロ(約32500円)です。サブスクリプションは19.99ユーロ /月(約2600円 /月)から、Maverick Studioの永久ライセンスの価格は499.99ユーロ(約65000円)です。サブスクリプションは39.99ユーロ /月(約5200円/月)からです。

詳しい価格の確認はこちらから

Maverickの30日トライアル版はこちらからダウンロードできます。


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