V-Ray 5 for Unreal がリリース、ポストプロセスコントロールを内蔵した新しいフレームバッファの追加など

プラグイン

2021年8月12日(現地時間)Chaos は、V-Ray 5 for Unrealをリリースしました。

V-Ray 5 for Unreal 新機能

V-Ray 5 for Unreal では、V-Ray シーンを Unreal のリアルタイムエンジンに取り込む作業が、これまで以上に速く簡単になりました。また、ライトベイキングのワークフローが効率化し、マテリアル変換も簡単に処理できるようになっています。

■Custom light baking controls

V-Ray 5 では、ライトベイクを新たなレベルでコントロールすることができるようになり、プレビュー、中品質、高品質のプリセットに加えて、レンダリング設定を完全にカスタマイズできます。つまり、グローバルイルミネーション、サンプリング、ノイズレベルを微調整して、特定のプロジェクトに最適化することが可能になります。

■Post-processing 搭載

V-Ray 5では、ポストプロセスコントロールを内蔵した新しいフレームバッファを導入しています。サードパーティの画像エディタを使用せずに、色調補正、レンダリングエレメントの結合、仕上げを行うことができるので、時間を節約し、レンダラーから直接完全なルックを得ることができます。

■Coat layer

V-Rayマテリアルに新しいコートレイヤーが追加されました。これにより、コーティングされた金属やラッカー塗装された木材など、反射性のあるコーティングを施したマテリアルを簡単に作成することができます。

■ピボットポイントの尊重

以前のバージョンでは、ピボット ポイントはワールドの原点に配置されていましたが、V-Ray for Unrealでオブジェクトをインポートする際に、そのピボットポイントが変更されないようになりました。

■Intel Open Image Denoise

NVIDIAグラフィックカードを持っていない方のために、Intel Open Image DenoiseはCPUを使ってインタラクティブレンダリング時のノイズを低減します。

■ブルーノイズサンプリング

ブルーノイズサンプリングでは、同じサンプル数でもレンダリングされた画像がよりクリーンに見えます。これは、モーションブラーや被写界深度の効果をレンダリングする際に特に顕著に現れます。

■アウトオブコアの初期サポート

V-Ray 5では、GPUのメモリを超えるような大きなシーンのレンダリングを初期段階でサポートしています。

すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

V-Ray 5 for Unreal は現在、4.23-4.26で使用できます。詳しいシステム要件はこちらから

価格はサブスクリプションで、219ドル/年または80ドル/月です。

また、V-Ray 5 for Unreal は、Chaosのすべての製品が含まれるV-Ray Collectionにも含まれています。

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V-Ray 5 for Unreal — the fastest, easiest route to Unreal

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