2021年8月10日(現地時間)NvidiaはNVIDIA Studio Driverの最新アップデートをリリースしました。
8月のNVIDIA Studio Driver アップデート
今月のドライバは、SIGGRAPH 2021に合わせて発表されたようです。このリリースでは、SIGGRAPH 2021で同時に発表されたRTX A2000 GPUとOmniverse、最新のクリエイティブアプリケーションのアップデートのサポートが強化されています。
Topaz Sharpen AI
Topaz Sharpen AI v3.2では、RTX GPUとTensor Coresによって加速されたAIモデルに改良が加えられ、1.5倍のモーションブラーとToo Soft/Very Blurry機能が追加され、アーティファクトがさらに減少しました。
また、アプリ内でのマスキング機能も改善され、マスクストロークのリアルタイム処理やオーバーレイ表示のカスタマイズが可能になっています。
より詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
https://cginterest.com/2021/08/09/sharpen-ai-v3-2-%e3%81%8c%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%81ai%e3%83%a2%e3%83%87%e3%83%ab%e3%80%81%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%ae%e6%94%b9%e5%96%84%e3%81%aa%e3%81%a9/
Reallusion Character Creator
を搭載した初のサードパーティアプリであるReallusion Character Creator v3.43では、Audio2Faceに準拠したメッシュを持つUSDファイルとしてCharacter CreatorからOmniverseにキャラクターをエクスポートできるようになりました。
これにより、言語を問わず、音声入力のみでフェイシャルやリップのアニメーションを完全にAIで実現することができ、3Dキャラクターのアニメーション制作のプロセスを簡略化することができます。
Capture One
Capture One 21 v14.3.0では、新しいマジックブラシツールが追加され、画像の内容に基づいてレイヤー編集用の複雑なマスクを一瞬で作成し、RAWファイルから下地処理された画像に作用します。
この処理はハードウェアアクセラレーションにより、CPUと比較してGPUを使用した場合、最大3倍の速度で処理を行うことができます。
これらのアプリのアップデートに加え、Omniverseの新機能への対応もされているようです。
ダウンロード
2021年8月のNvidia Studioドライバ(リリース471.68)は GeForce Experienceか、ドライバのダウンロードページからダウンロードすることができます。
コメント